アジアにおける金融機関の 81% が、ビジネス成功のカギはデジタル化であると回答


Posted by: コーポレートコミュニケーション本部

「お客様のデジタルトランスフォーメーション推進」がマイクロソフトにおける最重要の取り組みであり、これは日本においても同様です。


これまでプラットフォームとして水平的なテクノロジやサービスを提供してきた当社にとって、各業種におけるデジタルトランスフォーメーションを推進するにあたり、各業種に特化した垂直的なソリューションを提供して変革を推進する「インダストリーイノベーション」を進める事が不可欠です。当社では様々な業種から、特に6つの業種(金融、流通、製造、政府・自治体、教育およびヘルスケア)にフォーカスし、お客様やパートナー様向けの組織体制を含めて、取り組みを加速しています。


では、これらの業種において、デジタルトランスフォーメーションの必要性や課題はどのように捉えられているのでしょうか。マイクロソフトが13か国・地域※のビジネスリーダーを対象に、最新テクノロジの活用とビジネス変革について調査した「Microsoft Asia Digital Transformation Study」(回答者数:日本の115人を含む1,494人)から、まずは金融業界に関する調査結果をご紹介したいと思います。
※ オーストラリア、中国、香港、インドネシア、インド、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾およびタイ

81%のビジネスリーダーがデジタルトランスフォーメーションの重要性について認識している一方で、現在デジタル化に関する全体戦略があると回答したのは31%、16%は非常に限定された戦略あるいはまったくないという状況です。
Capgemini’s World Retail Banking Report では、顧客の15%はサービス品質や利便性を理由に別の銀行に口座を移す意向を持っていることが明らかになっています。また、アバナードによると、80%の顧客が「サービスのパーソナライズが保険会社の変更を検討する主な要因である」と考えているとの結果が得られています。

今回の調査では、マイクロソフトが考えるデジタルトランスフォーメーションの4分野について、Asiaの金融機関はその重要性を以下の順番で捉えていることが分かりました。

1. お客様とつながる
2. 業務を最適化
3. 社員にパワーを
4. 製品の変革


ジェネレーションYと呼ばれる1980年から1990年に生まれた世代では、現在利用している銀行を使い続けるのは半分未満というデータもあり、「お客様とつながる」ことが最重要であると捉えられているのは必然とも言えます。

また、ビジネスリーダーの83%が、クラウドコンピューティングとデバイスコストの削減により、より安価にデジタルトランスフォーメーションが可能になると認識しているとの結果となりました。今後2~3年の間で、デジタルトランスフォーメーションを推進し、実現するためのテクノロジとして以下に注目していることが明らかになりました(以下注目順)

  1. IoT:ATMの予兆保全などへの活用が期待されています。
  2. 人工知能(AI):様々な情報源から収集した膨大なデータをもとに、顧客とコミュニケーションすることで、ニーズを把握し、感情や意図を理解できるソリューションです。
  3. 次世代コンピューティング体験:ChatbotやSkype Translatorなどにより、時間や言語の壁を越えたサービス提供が可能になります。

また、デジタルトランスフォーメーション推進にあたっての障壁として最も回答が多かったのは、サイバーセキュリティ上の脅威でした。


サイバー攻撃と詐欺は、金融機関における最優先事項と言えます。本調査結果によると、金融業界におけるクラウドの安全性に関する懸念はまだ残っていますが、実際にはオンプレミスよりもクラウドの方がよりセキュアである環境が整いつつあります。実際、本調査では、IT管理者の87%は長期的にはクラウドがより安全になると考えています。セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスについて、マイクロソフトは、柔軟なソリューション、統合的なオファリングに加えて、セキュリティ、プライバシー、情報管理、コンプライアンスおよび透明性確保への継続的な投資を通して、あらゆる規模の企業や組織のデジタルトランスフォーメーションを支援していきます。

最後に、日本におけるデジタルトランスフォーメーションに取り組まれているお客様をご紹介します。


三井住友銀行様
:従業員の業務効率化とワークスタイル変革を実現し、デジタルトランスフォーメーションを推進するために、マイクロソフトのパブリッククラウドを採用されました。AzureやOffice 365を活用したセキュアで生産性の高いオフィス環境の構築に加えて、The Microsoft Cognitive Toolkitを活用した対話型自動応答システムの導入や、邦銀として初となるMyAnalyticsの採用など、AIを積極的に活用したワークスタイル変革にも取り組んでいます。

三井住友銀行は、従業員の業務効率化とワークスタイル変革に向け、マイクロソフトのパブリッククラウドサービスを採用

The Microsoft Cognitive Toolkit を活用した対話型自動応答システムの構築について

三井住友フィナンシャルグループの、パブリッククラウド・人工知能を活用した働き方改革の取組みについて


セブン銀行様
:パブリッククラウドを活用して送金や振込などのサービスを提供する取り組みを開始されています。第一弾として、クラウドプラットフォームMicrosoft Azure上で開発されたスマホアプリによる海外送金サービスを開始されました。

セブン銀行の新サービス “スマホアプリによる海外送金” や “リアルタイム振込機能” の基盤を Microsoft Azure で構築


北國銀行様
: 2018 年夏のサービス開始を目指し、Microsoft Azure を基盤としたインターネットバンキングサービスとして日本初となる「北國クラウドバンキング」を開発中です。Microsoft Azureと勘定系システムを連携し、セキュリティを確保しつつ、多様化するお客様のニーズに合わせた迅速なサービスの拡充を実現する全く新しいインターネットバンキングサービスの提供に向けて取り組まれています。

北國銀行 インターネットバンキングをクラウドで実現


第一生命様
:「健康増進サービス」のシステム基盤としてMicrosoft Azureを採用、クラウドを活用したビッグデータ分析と AI を活用し、スマートフォンやウェラブル端末向けに、お客様の健康リスクを評価・分析し、個々人に最適なアドバイスを提供されています。

第一生命保険株式会社、”健康第一” プロモート InsTech 基盤に Microsoft Azure を採用


SBIリクイディティ・マーケット様/SBI FXトレード様
:AI(人工知能)を活用したチャットボットを導入し、FX取引における有人コールセンターや、メールでの問い合わせ対応等におけるカスタマーサポートを補完・向上させる取り組みを開始されています。まずは、お客様からの定型的な質問への回答を行いますが、データを蓄積し学習することで、将来的には有人対応と同等レベルの応答品質にまで精度を高めていく予定です。

人工知能 (AI) を活用した FX 取引サービスの実現に向け、SBIリクイディティ・マーケット、SBI FXトレードと日本マイクロソフトが連携

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