“Windows Server 2003 を使用されているお客様にとって今が移行の時です”


 

   サーバープラットフォームビジネス本部長の佐藤です。

  2003 年 6 月に発売した Windows Server 2003 のサポート終了が、あと約 5 ヶ月後に迫ってまいりました。当社でもキャンペーンや、全国各地での移行セミナーを展開するなど、安心安全な環境へ移行していただけるような取り組みを展開しています。

  今般、この Windows Server 2003 のサポート終了について公開された、マイクロソフト本社でクラウドアンドエンタープライズマーケティング担当コーポレートバイスプレジデントの沼本 健によるブログの翻訳を以下のとおりご紹介します。

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Posted February 3, 2015 by  沼本 健
クラウドアンドエンタープライズマーケティング担当コーポレートバイスプレジデント


マイクロソフトが Windows Server 2003 をリリースしてからもう 12 年が経っているとは信じがたいことです。2003 年を振り返ってみると、Windows Server 2003 は、Trustworthy Computing Initiative の発表後に提供された最初のサーバーオペレーティングシステムであり、サーバーロールという考え方を導入しました。当時利用可能になりはじめた新規ハードウェアを活用し、最小推奨プロセッサ速度は 550 MHz であり、32 ビット版によって最大 4GB の RAM がサポートされました。市場の評価は高く、当時としてはマイクロソフトのサーバービジネス史上最も普及した企業向け製品となりました。パートナーとしてマイクロソフトと Windows Server 2003 を選んでくださったお客様に感謝いたします。

終わりは何かの始まりであるとはよく言われますが、このテクノロジも例外ではありません。テクノロジのイノベーションが加速化にするに伴い、マイクロソフトの製品も進化する必要があります。大局的に見ると、2003 年当時は携帯電話の普及が始まったばかりで、スマートフォンもモバイルアプリケーションもありませんでした。今日では、これらのテクノロジは当たり前になり、至る所でリアルタイムのビジネスを推進しています。今、私が使っている携帯電話のメモリと処理能力は Windows 2003 の推奨最小構成の能力を超えています!2003 年当時の常識を今日のアプリケーションの規模と範囲に当てはめてみるとまったく比較になりません。

Windows Server 2003 はあと 6 ヶ月も経たないうちにサポート終了を迎えます。しかし、マイクロソフトはこれがお客様にとって新しいことの始まりだと考えています。Aston Martin などの大企業から Karen M. Hazleton, CPA などの小規模企業に至るまで、多くのお客様が Windows Server のより新しいバージョン、または、Microsoft Azure へ移行しました。これらのお客様は、性能と信頼性の向上、ビジネスニーズ対応の柔軟性などの点で真のメリットを感じておられます。もし、まだ Windows Server 2003 を使用されているのであれば、今こそが移行の時であると申し上げます。Windows Server 2003 のサポートは、2015 年 7 月 15 日(日本時間)に終了します。

適切な移行戦略にはいくつかの重要な要素があります。既存の Windows Server 2003 のインスタンスを識別し、それらのインスタンスで稼働するワークロードを分析し、正しい移行先を選ぶ必要があります。ユーザー特有の要件に応じて、Windows Server 2012 R2、Microsoft Azure、そして、Office 365 が移行先としての適切な選択肢になり得ます。

もちろん、サポート終了後も Windows Server 2003 のインスタンスは稼働し続けます。しかし、サポート切れのソフトウェアの使用は、多大なセキュリティ上のリスクをもたらし、重大なコンプライアンス違反をもたらす可能性があります。セキュリティのリスクを評価する際には、1 台のサーバーにパッチが適用されていないだけでもインフラストラクチャ全体の脆弱性になり得ることを念頭においてください。セキュリティのリスクに関するガートナーの見解についてはこちらをご参照ください。

金融やヘルスケア関連の重要な規制にはセキュリティに関する条項が含まれています。US PCI DSS 6.1 の項目では、あらゆる組織に対して「全システム構成要素とソフトウェアがベンダ提供の最新パッチの適用によって既知の脆弱性から確実に保護されている」ことを求めています。また、HIPAA 164.308 項目 (a)(1)(ii)(B) では、対象機関が「リスクと脆弱性を合理的に適切なレベルに削減するために十分なセキュリティ上の方策を履行する」ことを求めています。コンプライアンスに関する状況を確実に理解するために、自社の法務、セキュリティ、監査チームにご相談をするべきです。

サーバーのアップグレードは単なる保守作業ではありません。多大なビジネス価値を得る機会でもあります。現在のビジネスユーザーはモバイルアプリケーションを当然のように利用していますが、これはWindows Server 2003 の時代ではほとんど存在しませんでした。さらに、過去 10 年間にクラウド、管理性とセキュリティに関する新たな標準の登場により、テクノロジの能力も劇的に進化しています。移行の選択肢には以下のものがあります。

  • 物理サーバー、コストが発生する仮想化プラットフォームを Hyper-V に移行し、コストを削減する。
  • プロダクティビティに関する最新の機能を利用し、管理負荷を軽減するために、Exchange などのワークロードを Office 365 に移行する。
  • ミッションクリティカルな性能とあらゆるデータに対する迅速な分析力を得るために、SQL Server 2005 から SQL Server 2014 へアップグレードする。
  • リーチ、規模、コスト効率向上のために、ウェブアプリケーションを Microsoft Azure、または、マイクロソフトの Cloud OS Network (COSN) パートナーのクラウドに移行する。
  • モバイルを活用する従業員をサポートできるよう、カスタムアプリケーションや業務系アプリケーションをアップデートする。

ご質問のある、あるいは、サポートを必要としている場合には、マイクロソフト、ハードウェアパートナー、システムインテグレーションパートナーが最新の環境に移行するお手伝いをします。詳細情報についてはマイクロソフトのウェブサイトをご参照ください。

 

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