「Kinect for Windows v2 センサー」オープンベータ版が 7 月 15 日から提供開始!


       

   皆さん、こんにちは。

  Kinect for Windows が 2012 年に発売されてから 2 年半が経ち、日本において幅広い業界での事例が広がってきました。今回は、その Kinect for Windows の新しいセンサーに関してのご紹介をさせていただきますが、その前にまずは Kinect とは何か?日本でどのような使われ方をしているのか?ということをご紹介させていただきます。

 Kinect は、マイクロソフトが開発した、人の動きや声などの自然なしぐさをとらえるシステムです。Kinect は 2010 年に、「コントローラーを必要としない、まったく新しいゲームシステム」として家庭用ゲーム機 Xbox 360 用に発売され、2012 年に、Windows パソコンで動作する Kinect for Windows が登場しました。Kinect for Windows は身振り手振りや音声などで直感的にコンピューターを操作することが可能なことから、エンターテイメント、製造業、医療やヘルスケア、教育、教材関連、広告、小売など、多くの産業での活用が展開されてきました。2012 年 2 月の発売以降、日本マイクロソフトで把握しているだけでも 220 件を超える事例が日本で展開されていて、導入事例は世界中で日本がトップクラスとなっています。

  代表的な事例をいくつかご紹介します。

  • 「手術室向け非接触型画像操作システム Opect(オペクト)」
    Kinect を活用し、手術中の画像確認の手間を解消し、手術の効率化を実現した非接触型の画像閲覧システムです。執刀医の手の動きによって画面上の参照画像の表示や切り替えが可能となり、執刀医が患者のそばを離れることなく参照したい画像をすぐに確認し、施術することができます。

  

http://www.nichiigakkan.co.jp/service/medical/category/hospital/opect.html

 

  • 三井ホーム Kinect 活用操作システム
    Kinect を住宅業界で初めて導入し、手振りや音声でテレビや照明、カーテンまたお風呂湯沸しなどの操作を可能にする実証実験を行っています。音声は言葉を自由に登録でき、好きな言葉で操作できます。また Web ネットワークにも対応し、親世帯住宅と子世帯住宅が別々に離れていても、Web カメラで見ながら「おばあちゃん、おはようカーテン開けるね」と言って、カーテンを開けることもできます。「離れても2世帯住宅」の実験も行いました。

  

http://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2014/20140707.pdf

 

  • 「リハビリウム 起立くん」
    福岡市委託事業シリアスゲームプロジェクトの一環として九州大学芸術工学研究院を中心に研究開発された、シニア向けゲーム「樹立(きりつ)の森」を基に誕生しました。リハビリ病院や介護老人保健施設での検証では、このゲーム導入の有用性と、生理反応や転倒事故に対する安全性が確認されています。

   

http://www2.medica.co.jp/topcontents/kirithu/

 

  今回は、この Kinect for Windows センサーの新世代版として「Kinect for Windows v2 センサー」のオープンベータ版が、明日 7 月 15 日(火)から提供開始となります。このオープンベータは、製品版に先立ち Kinect for Windows センサーを使ったソリューションの裾野を広げる為に、開発者や研究者の方を対象にいち早く「Kinect for Windows v2 センサー」を体験頂く機会で、Microsoft Store(オンラインストア)よりオープンベータ版として数量限定で 19,980 円(税抜)での提供となります。

  

  「Kinect for Windows v2 センサー」は、認識精度や処理能力が向上した事により、ジェスチャーや声といった人間の自然なしぐさでコンピューターと関わり合うユーザー体験をこれまで以上に洗練された素晴らしいものにします。

 

「Kinect for Windows v2 センサー」の特徴

  • 認識精度の向上
    環境音の中から会話音声を認識する騒音分離機能を備えた指向性マイクアレイと高解像度カラーカメラを搭載しています。また、物体や人に投射された光子の反射時間を計測する Time-of-Flight テクノロジーにより、対象物の認識精度が飛躍的に向上します。
         
  • 広い視野角
    視野角が拡大したことで、撮影範囲の制限が緩和され、高い認識精度と組み合わせる事で新しいソリューションの可能性を創出します。
       
  • 骨格追跡技術 指先を含めた 25 か所の体の部位を追跡(現行センサーは 20 か所)できるようになっただけでなく、6 体を同時に追跡(現行センサーは 4 体)する事も可能となりました。この追跡機能の向上により、体の細かい動きが重要となるリハビリテーションやフィットネス、多くの人が行き交う公共の場などで新しいソリューションを提供できる可能性が大きく広がります。
       
  • アクティブ IR(赤外線
    アクティブ IR の実装により、多様な環境下での動作が可能になります。アクティブ IR は「音声」、「深度」、「カラー」に続く 4 番目のセンシング機能となります。ビルトインされたこの機能は、現実世界のライティング環境に左右される事なく、顔の特徴や手の位置を捉えることができます。

 

  なお「Kinect for Windows v2 センサー」が発売になりましても、現行の Kinect for Windows センサーは、これまで通り製造販売いたします。

 

  明日より Microsoft Store で「Kinect for Windows v2 センサー」のオープンベータ版が購入できますので、新しいテクノロジーで世の中にナチュラル ユーザー インターフェイスを拡げてみたいと感じられた方は、是非オープンベータにご参加ください!

 

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