セキュリティ上の脅威の進化と企業への影響


      

 こんにちは。当社では、製品毎にサポート ライフサイクル ポリシーを定めており、Windows オペレーティング システムについては、最短で 10 年のサポートを提供しています。

 2001 年に発売された Windows XP のサポートは、2014 年 4 月 9 日(日本時間)に終了します。2013 年現在、Windows XP 発売当時の PC を取り巻く環境は大きく変化し、セキュリティ上の脅威も進化しました。米国本社 Windows for your business blog において、こうした環境の変化について、インフォグラフィックを使って分かり易く説明していますので、その日本語訳を以下のとおりご紹介いたします。

   

投稿日: 2013 年 8 月 15 日
投稿者: Chris Hallum

 マイクロソフトでは、サイバー セキュリティの脅威を緩和、阻止するためのソフトウェア ソリューションを提供することが最重要課題となっています。数か月前に投稿した記事の中で、Windows 8 には Windows 7 以来の大幅なセキュリティ アップデートが施されていることをお伝えしました。画期的なマルウェア対策機能 (セキュア ブート、トラスト ブート)、データ保護の大幅な強化 (Trusted Platform Module (TPM) 2.0、デバイスの暗号化、暗号化ハード ドライブのサポート)、最新のアクセス制御 (仮想スマートカード、ダイナミック アクセス制御) などがそれに当たります。また、同僚の Dustin が先日の記事でご紹介したように、Windows 8.1 にはさらに多くのセキュリティ機能が用意されており、タッチベースの指紋生体認証、IT 担当者が BYOD デバイス内の企業データを削除できる遠隔データ消去機能、Windows の全エディションに搭載されているデバイス暗号化、クラウドベースのマルウェア検出サービス Provable PC Health など、とても充実しています。

 これらの機能強化や追加機能が Windows 8 のリリースからわずか 1 年で提供される背景には、刻々と変化する脅威の状況があります。こうした脅威の先手を打つのが、マイクロソフトが常に目標としていることです。今日のハッカーは、大企業、中小企業、政府機関、NPO を問わず標的にしています。自社がハッカーの標的になるはずはないと考えていらっしゃる場合は、こちらのレポートをご覧になればその考えを改めざるを得なくなるはずです。また、顧客の個人情報やクレジット カード情報を売買する闇のマーケットが活発化し、その規模を大きく広げているため、自社および顧客のデータを最新鋭のハードウェアとソフトウェア テクノロジによってセキュリティ保護することが非常に重要になっています。

 Windows XP は長期にわたって皆様に愛された優れたオペレーティング システムでしたが、今から約半年後の 2014 年 4 月 8 日(*注:日本時間 2014 年 4 月 9 日)をもって、製品サポートを終了させていただきます。Windows XP には、ファイアウォール、Windows Update、Windows セキュリティ センターなどの優れたマルウェア対策機能やセキュリティ機能が搭載されていましたが、毎日のように生まれる新たな脅威の連続から組織を守るには、もはや不十分となっています。Trustworthy Computing グループは先日、Windows XP のリリース後の 12 年間で脅威がどのように変化したかについて、また、2014 年 4 月以降も Windows XP を使用し続けることによって、マルウェアや攻撃に対する脆弱性がどのように悪化するかについて議論を行いました。非常に有益な情報ですので、ぜひこちらの記事もご一読ください。

 企業や従業員個人のテクノロジの利用の仕方は、ここ 10 年で劇的に変化しました。それはハッカーも同様です。下の図に、過去と現在のインターネット環境や脅威の違いをわかりやすくまとめました。また、最新の脅威に対抗するために Windows に導入された新しいセキュリティ保護機能についても紹介しています。この記事をお読みいただいたことで、最新のハードウェアとオペレーティング システム プラットフォームを導入することの重要性を知っていただければ幸いです。

 

※インフォグラフィック(PDF 形式)はこちらからダウンロードできます。

 

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