アクセシビリティを再創造する! Windows 8 とユーザーインターフェースの進化とともに


 

 みなさん、こんにちは、技術と開発を担当している加治佐です。

 今回は、アクセシビリティについて紹介します。アクセシビリティとは、製品やサービスなどに”アクセスしやすくする” ための技術や活動を指しています。マイクロソフトでは、障碍 (しょうがい) のある方やシニアの方を含めて、すべての方がコンピューターを活用し、自己の可能性を最大限にできることを支援するために、1988年よりアクセシビリティに取り組んでいます。

 今月はアクセシビリティ関係の大きなイベントが二つ行われました。一つ目はTEPS 2013で、二つ目はATAC 2012です。

 今年のTEPS (TRONイネーブルウェアシンポジウム)は、「障碍者、高齢者を支援する最新デジタル技術」というテーマで12月16日に開催され、障碍のある人とその家族、そして多くの技術者が詰めかけました。この取り組みは、TRON プロジェクトの坂村健教授のリーダーシップのもと1987年より継続して行われています。当日は、坂村氏による基調講演が行われ、その後に行われたパネルディスカッションに、私も参加させていただきました。私は、ユーザーインターフェースがNUI(自然なユーザーインターフェース)へ進化する中で、アクセシビリティを高めることが重要であるとの話をし、東京大学先端科学技術研究センターと共同開発をした重度障碍者向け活動支援ソリューションである OAK (Observation and Access with Kinect ) のデモに加えて、出荷から2ヵ月あまりが経った Windows 8 のデモも行いました。Windows 8 には、日本語音声合成エンジンの「Haruka」があらかじめ搭載されていて、日本語で Windows の画面情報やキーボードで入力した文字が読み上げられます。さらに、Windows 8 のアクセシビリティを高める以下の 3 社の製品紹介も行いました。

  
 今後も、パートナー各社から多くのアクセシビリティを高めるWindows 8対応の製品が出てきます。

 Windows 8のアクセシビリティ情報も公開されていますし、Windows 8に対応した「アクセシビリティガイドブック」の配布、Webでの公開も開始しましたので、是非ダウンロードしてご活用ください。

 もう一つのイベントのATAC 2012は、「バリアフリー・コンフリクト」というテーマで12月22日と23日に開催されました。さまざまな支援技術と考え方が紹介され、Windows 8 と OAK のセミナーや体験イベントも実施されました。OAKの体験イベントは、全国各地で11月より行われています。ご興味のある方は紹介ページを確認してください。

 勿論、当社では、WindowsだけではなくOffice製品のアクセシビリティ機能拡充にも取り組んでいます。Wordに組み込んで使用する DAISY Translator日本語版を今月バージョンアップし、最新バージョンのWordへの対応を始めています。

 アクセシビリティに対しては、自社製品のアクセシビリティ機能の拡充、ICT 活用推進に向けた活動、そして、パートナーシップを通じた環境整備の3本の柱で、今後も継続して取り組みます。

  

(写真は、ATAC2012で、高い関心を集めたOAKと、多くの人が集まったセミナーの様子です)


 

 

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