Monday Memo: 会社の「節目」となる重要な日


 

今から15年前の1995年12月7日という日は、マイクロソフトにとって歴史的にも非常に重要な日として位置づけられています。(私自身はまだマイクロソフト入社前の出来事ですが)なんの日かというと、ビル ゲイツが「全社挙げてインターネットに注力することを宣言した日」(社内では、"Internet Day"と呼んでいたそうです)と言われています。

この年(1995年)は、夏に Windows® 95 を発売し、同時に MSN®や Internet Explorer®の提供を開始した年です。Windows 95 発売から3か月後の12月にこの「宣言」があり、その後すべての製品がインターネット対応になり、インターネット関連サービスの拡大、事業が強化されていきました。当時、競合と比べてインターネットへの取り組みが遅れているという評価を市場から得ていたようですが、この日の社内外への「宣言」を機に一気にインターネットへの取り組みが加速しました。米国本社の運営するホームページの会社紹介のページに「Important Dates(重要な日)」が年表形式で紹介されています。年表には、この1995年12月7日は「Bill Gates outlines Microsoft's commitment to supporting and enhancing the Internet」と紹介されています。

その5年後の2000年6月には、.NET(ドットネット)戦略が発表され、Webサービスへの取り組みが本格化されました。Forum 2000というイベントがレドモンド本社で開催され、「Next Generation Internet」のビジョンが紹介されました。(私にとって、マイクロソフト入社後初の本社への出張で、この日のことは鮮明に覚えています。)当時制作されたビデオでは、ビジネスからコンシューマーの世界、将来の人々の生活がどうインターネットによって便利になるかという世界が描かれていました。

そのまた5年後の2005年11月には、インターネットを介したソフトウェアサービスの提供に関する戦略が発表され、Windows Live®が提供開始になり、全社的にソフトウェアとオンラインサービスとの連動させた取り組みが本格化しました。そして、今年2010年3月には、「全社挙げてクラウドへ注力」することをCEOのスティーブ バルマーが宣言し、現在そのクラウドへの取り組みを一気に加速させています。このバルマーCEOのクラウド宣言のスピーチの中で、「マイクロソフトはこの15年間クラウドへの取り組みを行っている」という内容がありました。偶然にも(?)この15年間で、5年ごとに重要なインターネットをベースとした新たな全社的なビジョン、戦略が発表され、イノベーションを起こしてきたとも言えます。

マイクロソフトコーポレーションは、1975年に創業しており、今年は35年目です。どんな会社でも、その歴史を振り返るといろいろな節目・節目となる出来事があるものだと思います。今となってはすべての製品がインターネット対応であるのことは当たり前ですが、.NETは現在マイクロソフト製品・サービスの開発プラットフォームの基盤となり、市場における数多くのパートナー様やお客様の製品・サービス、システムの基盤となっています。また、ソフトウェアとオンラインサービスの組み合わせは、まさに現在のオンプレミス+クラウドという当社のクラウド戦略において、最も評価されている「強み」となっています。私自身、上記の2000年6月、2005年11月、2010年3月の「宣言」に関しては、広報担当として業務を行ってきましたが、毎回、「今回の戦略発表は、1995年12月のInternet戦略以来の大方針ですね。」というコメントを頂きます。それくらい、1995年12月7日のInternet Dayでの「全社でのインターネットへの注力」の宣言は、重要なことであったのだと言えると思います。

「節目」ということを考えると、2か月後の2011年2月1日は、創立25周年を迎えるマイクロソフトの日本法人にとっては、社歴的にも大きな節目となる日になるはずです。すでに本ブログでも何度か紹介させていただいていますが、社名が「日本マイクロソフト株式会社」に変更になります。すでに社長の樋口のブログでもその思いを紹介させていただいています。今回は社名変更と同時に、本社オフィスも移転しますので、社内では現在急ピッチで、社名変更&本社移転に関連する作業を進めています。本ブログでも順次紹介させていただきますのでお楽しみに。

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