System Center Configuration Manager 2007 SP1 & R2 コレクションの作成 参考手順書

みなさん、こんにちは。

本日は また新たな SCCM 手順書を作成しましたのでご紹介させて頂きたいと思います。

今回はSystem Center Configuration Manager 2007 によるコレクション作成の参考手順書です。

◆SCCM 2007 コレクションの作成 参考手順書

SCCMでは特定の属性を持つコンピュータの集まりをコレクションと呼びます。

SCCMでは管理対象のコンピュータを、このコレクションと呼ばれるグループ単位で管理を行います。

コレクションは、一般的に、ソフトウェアや更新プログラムの配布ターゲット単位として、

レポートを参照する際のグループ単位として、利用されます。

SCCMをインストールするとすぐに利用可能な既定のコレクションが幾つか用意されていますが、

収集したインベントリ情報を条件として、以下の様な、

用途に応じた任意のコレクションを作成することができます。

□既定で作成される代表的なコレクション

・すべての コンピュータシステム

・すべての Windows ワークステーションまたは Professional システム

・すべての Server システム

・すべての Windows XP システム

・すべての Windows Server 2003 システム

・すべての Active Directory セキュリティ グループ

・すべての Active Directory ユーザー

 □任意で作成可能なコレクション


 ・アプリケーションXXXがインストールされていないコンピュータグループ

 ・Windows Vistaがインストールされているコンピュータグループ

 ・特定のOUに所属するコンピュータグループ

 ・特定のIPサブネットに存在するコンピュータ グループ

 ・特定の部署やフロアに設置されているコンピュータ グループ

  ※コンピュータ情報は複数のコレクション上に含めることができます。

コレクションによる、コンピュータグループの細分化は、

部署単位、OS単位での更新プログラムの適用状況をレポートで確認する際などに役立ちます。

また、グループ単位でソフトウェアや更新プログラムの配布スケジュールをずらすことが可能となり、

展開に発生する通信負荷を分散することにも利用できます。

コレクション作成を行う事で、よりコンピュータを管理しやすい環境を

構築する事が可能になりますので、是非、お試しください!

また、本手順には、付録として、CSVファイルなどに登録されているコンピュータの

登録台帳などを利用したコレクションの作成手順も記載しております。

こちらの内容も、是非ご活用ください!

それでは、皆様のお役にたてれば幸いです。

※以下の更新プログラムの展開手順書とコレクションの作成手順書を一緒に是非ご活用ください!

◆SCCM 2007 更新プログラムの展開手順書

https://blogs.technet.com/mgmtsecjp/archive/2009/05/18/3242722.aspx

K.T