System Center Configuration Manager 2007 SP1 & R2 更新プログラムの展開 手順書

みなさん、こんにちは。

本日は また新たな SCCM 手順書を作成しましたのでお知らせさせていただきます。
今回は SCCM を利用したソフトウェア更新プログラムの展開 について説明した手順書になります。

◆ SCCM 2007 更新プログラムの展開 手順書

社内に存在するコンピュータをウィルスなどの悪意を持ったソフトウェアから防御するためには、クライアントPCおよびサーバに対して定期的にリリースされるセキュリティ更新プログラムの適用が欠かせません。
SCCM を利用することで、各コンピュータの更新プログラムやサービスパックなどの適用状況を正確に収集し、更新プログラムがインストールされていないコンピュータに対して、更新プログラムの展開を行うことができます。

既にご利用されている方も多いかと思いますが、マイクロソフトではWSUS (Windows Update Server Services) というソフトウェア更新プログラム管理ツールを無償提供しています。
SCCMではこのWSUSをコンポーネントとして利用し、連携して動作します。
SCCMで更新プログラム管理を行うことで、(WSUSと比較して) 配布対象やスケジュールを細かく指定できる、更新プログラムの展開に関連するより詳細な情報を管理者側で把握できる、といったメリットがあります。
これら機能の詳細については、本手順書で紹介されていますので、ぜひ内容をご確認ください。

ご参考までに、WSUSとSCCMの簡単な機能比較表を紹介します。

WSUS 3.0 と SCCM 2007 の機能比較
https://technet.microsoft.com/ja-jp/wsus/cc980793.aspx

今回の評価手順を利用することで、WSUSとの機能差である以下の部分についてご確認していただくことが可能です。

  • 高度な更新プログラムのインストールとスケジュール設定
  • テンプレートの利用による展開作業の簡素化支援
  • 詳細なレポートの参照

これらの情報が皆様のお役にたてば幸いです。

Y.A