Service Level Dashboard ってご存知ですか?

みなさん、こんにちは。Operations Manager 2007 の記事はご無沙汰しておりましたが、今日は Service Level Dashboard 管理パックについて紹介します。

Operations Manager はサーバー、アプリケーションの監視だけではなく、クライアントの視点karaサービスが利用可能であるかどうかの可用性レポートを作成することができます。この機能を利用すると、全体の稼働時間の何パーセントでサービスが利用可能であったのか、いつレスポンスタイムが遅くなったのかなどをを知ることができます。このレポートの結果を参考に、あらかじめ定義した Service Level  Agreement (SLA) を満たしているかどうかを知ることができます。

そこで、SLA そのものを Operations Manager に定義して、実際の稼働時間から SLA を満たしているかどうかを簡単に把握することが出来るのが、 Service Level Dashboard です。Service Level Dashborad は、管理パックとして提供されており、System Center Pack Catalog から入手することが可能です。英語版の管理パックですが、日本語版 Operations Manager 2007 環境でも利用することが可能です。

Service Level Dashbard 管理パックの紹介資料も用意しましたので、詳しい使い方についてはこちらをご覧ください。

余談ですが、Service Level Dashborad の中で使用しているWeb サーバーに対する代理トランザクション機能で監視するWeb サーバーは Windows - IIS だけではなく、Linux - Apache 環境を監視対象にしてみたり、全国の各拠点に代理トランザクションの代理クライアントを設置して、データセンター上の Web サーバーに対して代理トランザクションを使用することで、サービス全体の可用性をへの拠点ごとの計測したり、様々な利用シナリオが考えられますので、是非活用してみてください。

N.S.

2010/02/04 追記
こちらの記事で紹介しているService Level Dashboard のバージョンは1.0です。現在、この機能は Operations Manager 2007 R2 の「サービスレベルの追跡」として提供されております。また、現在ダウンロードが可能な Service Level Dashboard のバージョンは 2.0は全く別の物であり、こちらの Service Level Dashbord を利用するためには、英語版の MOSS 2007 または WSS 3.0 があらかじめインストールされている必要がありますのでご注意ください。 N.S.