System Center Data Protection Manager 2007 Service Pack 1 リリースされました!

メリークリスマス (^_^)/☆
今日は、バックアップ製品 System Center Data Protection Manager (DPM) 2007 の情報です。

去る 12 月19日に DPM2007 Service Pack 1 がリリースされました!!
ダウンロードサイトはこちらです。

DPM 2007 SP1 x86 https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=125991
DPM 2007 SP1 x64 https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=125992

*ダウンロードモジュールの言語は英語と記載されていますが、当該モジュールはシングルバイナリのため、日本語環境にもインストールできます。
*本リリースには、DPM 2007 Feature Pack (KB949779) の内容を含みます。

新機能と強化された機能はコチラです。 

<<新機能>>
- Hyper-V 仮想化環境対応(後述の "ご注意ください" の項目も合わせてご覧ください。)
- SQL2008 データベースミラーリングへの対応
- SharePoint Server 2007/SharePoint Services 3.0 のインデックス個別バックアップ対応
- Exchange Server 2007 SCR(Standby Cluster Replication)対応

<<強化された機能 >>

- ローカルリソースのバックアップ

ファイルサーバー、Hyper-VとDPM を同居して、ローカルリソースのバックアップが可能になります。(小規模拠点向けシナリオ)

- フォレスト間の信頼先のサーバーバックアップ

英語になりますが、ストリーミングも用意しています。https://edge.technet.com/tags/DPM/
英語に自信のない方でも、雰囲気を感じていただくことができますよ。

!! ご注意ください!!

DPM 2007 SP1でHyper-V環境をバックアップ・リストアする際には以下のご対応をお願いたします。

・Hyper-V がRTMであることの確認 (Hyper-V Managerのバージョンが6.0.6001.18016.であればOK)

・3つの修正モジュールをHyper-V環境にインストール

951308: Increased functionality and virtual machine control in the Windows Server 2008 Failover Cluster Management console for the Hyper-V role
https://support.microsoft.com/kb/951308

*クラスタ構成の場合には各ノードにインストールしてください。

960038: You receive a "0x0000007E" Stop error on Windows Server 2008-based computers that host Hyper-V virtual machines when you use the Hyper-V writer to back up virtual machines
https://support.microsoft.com/kb/960038

KB959962(本モジュールのみ2009年1月リリース予定)

*本モジュールにより、Hyper-Vゲストマシンのオンラインバックアップができるようになります。モジュールのリリースまでの間、同様の機能を有効とするには以下の手順が必要です。

1) Hyper-Vマネージャを開きます。

2) バックアップ対象となる仮想マシンを選択し、アクションペインで [設定] をクリックします。

3) 左ペインに表示される [統合サービス] をクリックします。

4) 右ペインに表示される [バックアップ(ボリューム スナップショット)] のチェックボックスをクリアし、OK ボタンをクリックします。

詳しくはこちらをご確認ください。https://technet.microsoft.com/en-us/library/dd347840.aspx (英語)
(当該サイトの情報の日本語化は2009年1月中に対応予定です。) 

 

新しい機能の詳細はまた追ってアップデートしたいと思います。
ではまた!

M.O