AzureにGPUインスタンス登場! A8-A11の値下げやDV2も来たよ!


Azurecon 2015

このイベント、日本時間では深夜1時開始となかなかつらい時間帯だったのですが、一張羅のHPC Azure Tシャツに着替えて都内某所のパブリック・ビューイング会場へと乗り込みましたよっと。

いろいろな新サービスの発表がありましたが、個人的にこれだ!と思ったものをピックアップして紹介します。網羅的な内容は、Jason Zanderのブログ↓などをご覧ください。
Building the Intelligent Cloud: Announcing New Azure Innovations to Transform Business

 

GPUインスタンス!

これですよ、これ。このためにHPC Azure Tシャツを着てきたのです。皆さんから多くの要望をいただいていた、GPUインスタンスがAzureにやってきます。
その名も「Nシリーズ」です。きっとNVIDIAの”N”ですね。

このNシリーズに関しては、Jason ZanderのブログよりもNVIDIAさんの発表のほうに少し詳しく書かかれていますので、そちらを見てみましょう。

NVIDIA GPUs to Accelerate Microsoft Azure

これによると、

Azure is the first cloud computing platform to provide NVIDIA GRID 2.0 virtualized graphics for enterprise customers.
AzureはGPU仮想化ソリューションであるNVIDIA GRID 2.0を企業向けに提供する最初のクラウドコンピューティングプラットフォームです。

とあるので、RemoteFXで活用できるような「グラフィックのためのGPU」(って変な表現ですが)のインスタンスが提供されるようです。

一方、こうも書かれています。

Azure will also offer customers supercomputing-class performance, with the addition of the NVIDIA Tesla® Accelerated Computing Platform's flagship Tesla K80 GPU accelerators, for the most computationally demanding data center and high performance computing (HPC) applications.
AzureはTesla GPUの最高峰であるK80による、スーパーコンピューター級のパフォーマンスを、大きな計算能力を必要とするデータセンターや、HPCアプリケーション向けに提供するでしょう。

つまり、「NVIDA GRID 2.0のvGPUインスタンス」と「計算のためにTesla K80を積んだGPGPUインスタンス」という二つの側面を、この新しいNシリーズは持っているようです。

と、ここまで書いたところでわかりやすいスライドが出てきましたよっと。

nseries

Tesla M60 と K80 が使えます!

また、このスライドにあるように、RDMAによる高速ネットワークが搭載されているようです。おそらくA8/A9のようにInfiniBandがついているものと思われます。GPUノードでクラスタ組んでRDMA over InfiniBandで高速並列計算ができるわけですね。これは楽しみです!

[更新] 朝起きたらインスタンスの情報が出てたことを知りました。じゃじゃーん。

nseries2https://azure.microsoft.com/en-us/documentation/videos/azurecon-2015-applications-that-scale-using-gpu-compute/

すべてCPUはE5-2690 v3.Haswellですねー。GPUはN1がM60、それ以外はK80です。そして、N21にはInfiniBandがついてると。A8/A9はQDRだったので、ここも進化してると良いですね!

 

既存のHPCインスタンス、値下げ!

現在Azureには下図のような4種類のHPCインスタンスがあるわけですが、これらを2015年10月1日より60%(!)値下げします。詳しくは10/1以降、価格のページをご覧ください。
(9/30日時点では、まだ新価格が表示されていません)

hpc

Dシリーズのversion 2が登場!

昨年登場して好評をいただいている D シリーズの次世代バージョンが登場です。DのVersion 2でDV2です。Dシリーズとの大きな違いは、CPUの世代。HaswellのE5-2673 v3が載っています。クロックは2.4GHzで、3.2GHzまでターボブーストします。用途によってはA10/A11より速そうですね。

こちらはすでに価格のページに反映されています。「D5 v2」というやつ以外は対応するDシリーズのインスタンスと同じコア数、メモリサイズです。D5の「16コア、56GBメモリ」というのはなかなかちょうどよいサイズですねー

 

File StorageがSMB3.0をサポートしてGA!

files

「AzureのストレージがSMBをしゃべる」サービスであるところのFile StorageがGAしました。SMB 3.0をサポートします。そして、今までは「File Storageのストレージアカウントと同じリージョンの仮想マシンからのみSMBアクセス可能」だったのが、オンプレからもアクセス可能に変わったようです。より実用的になりますよね。

SMBが3.0になったということは、 クラスタの共有ストレージとして使えるようになったのかな?(つまり、SQL Server AlwaysOn FCIが構成可能になったのかな?)この点についてJason Zanderのセッションでは言及がなかった ので、今後確認しようと思います。

 

まとめ

Nシリーズ、待ってた。ようこそ!

 

関連情報

Azurecon 2015 

Building the Intelligent Cloud: Announcing New Azure Innovations to Transform Business

NVIDIA GPUs to Accelerate Microsoft Azure

Virtual Machines Pricing

 

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