RichCopy (日本語/Japanese)

自身の日々の業務を楽にする為に作成したRichCopyがTechNetで紹介されて以降、予想以上に多くダウンロードされ、また問い合わせのメールをいただき、このようなツールを必要としている人が多くいる事にとても驚いています。
RichCopyはMUI (Multilingual User Interface、複数言語のUIサポート)リソースを持っており、英語と日本語のUIをサポートしています。なぜ日本語のユーザーインターフェースをサポートしているのか、これはたまたまではなく、作者が日本人だからなのです。RichCopyのヘルプ、セットアップ、ブログ、全て英語で書いていますが、日本語でも書いて欲しいとの要望を多くいただき、日本語でも書くことにしました。
日本語:https://technet.microsoft.com/ja-jp/magazine/2009.04.utilityspotlight.aspx
英語:https://technet.microsoft.com/en-us/magazine/2009.04.utilityspotlight.aspx

最初の日本語によるポストという事で、簡単に自己紹介をさせてください。私は米国RedmondでExchange Serverの開発を担当していました。幾つかの開発チームがあり、その一つのリードをしていました。専門はディレクトリ、メッセージング、ネットーワークで、Exchangeのプロトコルスタック、文字コード変換関連。この他には、Windows95からサポートされているRichEditコントロールも仕様から実装までを行っていました。最近は、日本法人であれマイクロソフト株式会社にてMicrosoft Innovation Center (https://www.microsoft.com/japan/mic)、製品品質、パートナー様との共同開発・検証等を担当しています。
現在の仕事はコードを書く事と全く縁がないのですが、開発者としての欲求といいますが、コードを書かずにはいられないという事で気分転換に色々なものを作っています。RichCopyはその一つになります。このブログでは、RichCopyだけではなく、パフォーマンスチューニングなどIT Proの方々にとって有益と思える情報を発信していきたいと思います。