【so what】 OpenWith って知ってます?

Windows 8 のコマンド系小ネタ その2です。

たぶん、99%の方が「ふーん、で?」と反応されると思いますが、微妙に楽しいコマンドなのでご紹介します。

例えば、readme.txt ファイルをダブルクリックすると通常はメモ帳が開きます。

メモ帳以外のアプリケーションで開きたい場合には、ファイルを右クリックしてコンテキストメニューから「プログラムから開く」を選択します。誰でも知っています。

image

では、バッチファイルの中からテキストファイルを開きたい場合を考えてみます。

通常は単純に以下のように書けばOKです。自動的に対応ずけられているアプリケーションで readme.txt が開きます。

readme.txt

もしアプリケーションを指定したいのであれば、以下のように書くこともできます。

"%ProgramFiles%\Windows NT\Accessories\wordpad.exe" readme.txt

では、開きたいアプリケーションをユーザーに選ばせたい場合にはどうしたらよいでしょう?(そんなニーズがどれほどあるかはアレですが)

なんと、OpenWith.exe というコマンドが用意されています。

コマンドプロンプトから以下のように入力してみてください。

openwith readme.txt

すると、以下のようにアプリケーション選択用のメニューが表示されます。

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利用者は、このメニューから好きなアプリケーションを選択することができます。

とっても便利な機能のような気がするのですが、実は広い用途で使えるコマンドではないです。

でも知ってると、ちょっと自慢できます。