【IDM】Visual Studio 2010 で「STS 参照の追加」メニューが"どーしても"出てこない場合の対処

多くの皆さんが、既に AD FS 2.0 を使用した SSO の構築を試していただいていると思います。まだの方は是非とも以下のサイトから「AD FS 2.0 を使用して Windows Azure との SSO を実現しよう」をダウンロードして試してみてください。

ハイブリッド & プライベート クラウド TechCenter

本件に関してよくいただく質問に以下のようなものがあります。

Windows Identity Foundation SDK がインストールされているのに、Visual Studio 2010 に「STS参照の追加」が出てこない...

これについては、@normalian さんの以下の投稿で解決できる場合が多いので、是非とも参照してください。

Visual Studio 2010で「STS参照の追加」が表示されない場合の対処法 - waりとnaはてな日記

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さて、問題はここからです。

上記対処をしたのにどうしても出てこない...というご相談をいただくこともあります。

その場合は、「STS参照の追加」が何を呼び出しているのかを思い出してください。

Windows Identity Foundation SDK のインストールフォルダを覗いてみると、「FedUtil.exe」という名前のファイルがあります。「STS参照の追加」では、このユーティリティが呼ばれているわけですね。

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だったら、直接起動すればよいのですね。

直接起動すると、以下のような感じです。ご覧のとおり、本来 web.config のパスが記載されている場所が空白です。でも問題ありません。いま作成しているプロジェクトの web.config を指定すれば済みます。

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あとは、「STS追加の参照」が表示されているときと何も変わりありません。