【RDP】リモートデスクトップクライアントのマルチモニタ機能を試したみた

Terminal Service Team Blog に以下の記事が投稿されました。

Using Multiple Monitors in Remote Desktop Session
https://blogs.msdn.com/rds/archive/2009/07/01/using-multiple-monitors-in-remote-desktop-session.aspx

タイトルのとおり、RDP 7.0 からサポートされたマルチモニタ機能に関する記事です。この記事では5つのモニタを接続して、RDP Client上でPowerPointを起動してモニタの切り替えをテストしています。

どれどれ..ってことで、私も確認してみました。

まず、自分のノートPC(Windows 7 RC)に外部モニタを接続し、以下のようにモニターの設定をします。今回は上下に並べました。

#ところでモニター並べ方って、かなり柔軟にできるんですね。上下左右をずらしたり…知りませんでした。

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次に、mstsc.exe を起動し、[画面]タブから[リモートセッションですべてのモニターを識別する]をチェックした状態でリモートのコンピューター(Windows Server 2008 R2)に接続します。すると、以下の真ん中の写真のように、モニター1とモニター2がRDPクライアント上で識別されていることがわかります。

ためしに画面のプロパティを見てみると、Windows 7で設定したものと同じ設定が表示されています(変更することはできません)。

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また、「評価ビルド」であることを示す表示が2箇所に表示されていることからも、2つの画面として認識されていることがわかります。

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ちなみに、[リモートセッションですべてのモニターを識別する]のチェックをはずした状態ですと、以下のようになります。

画面として1つしか認識されていないことがわかります。

untitledimage 

これで、VDIも安心ですね!?