【Community】7/11 広島でPowerShell のリモーティング機能を解説します

どうにもお肌にツヤが無い、きょうこの頃です。

さて、イベントの告知をさせてください。

7月11日、広島のマイクロソフト中国支店にて、ヒーロー島との共催によりWindows 7 コミュニティ勉強会が開催されます。

Windows 7 コミュニティ勉強会 with Tech Fielders 中国編
https://msevents.microsoft.com/CUI/EventDetail.aspx?EventID=1032416507&Culture=ja-JP

この中で、私は Windows 7 PowerShell Remoting 30連発 というセッションを担当します。

Windows7/Windows Server 2008 R2 の新しい機能として、Windows PowerShell 2.0 があります。

標準でエディタがついていたり、Active Directoryをはじめとする運用管理系のコマンドレットが増えたりと、ワクワク感いっぱいなのですが、運用管理者にとってうれしいのが リモーティング と呼ばれるリモートコンピュータの運用管理機能です。

Windows NT 4.0 のころ、リモートコンピュータの情報を取得するのは至難の業でした。コマンドが必ずしも  /Computer  オプションをサポートしていた時代ではなかったわけです。

当時、リモートでコマンドを実行させるのに流行った方法は、ATコマンド。ATでは \\ComputerName でリモートコンピュータを指定することができました。なので、例えば「10秒後」の時間を指定して投げることで、すこし時間差はあるもののリモートコンピュータでの実行結果を得ることができました。ATの亜種であるSOONコマンドでは、時間を指定するのではなく、「10秒後」という指定ができたので、大変使い勝手がよかったです。

そのほか、NT 4.0 のリソースキットの Remote.exe や rconsole/rclient なども使ったりしました。

その後、WSH 5.6 では Remote Script 機能がサポートされ、さらにリモートコンピュータに対する管理の幅は広がりました。

そして、今回のPowerShell 2.0 です。

30のコマンドレットが /ComputerName 対応になっただけでなく、Invoke-Command が使えるようになり、そしてリモートコンピュータの PowerShell セッションをローカルコンソールに表示することができるようになりました(sshみたいな感じです)。

本勉強会の私のセッションでは、このようなPowerShell 2.0 のリモーティングについて詳しく解説したいと思います。

懇親会も予定されているようなので、是非ともお申し込みください!