【TechEd】T4304 DPM セッションに参加くださった皆様 ありがとうございました ~ デモのおさらい


本日は、T4304 Data Protection Manager 2007 セションにご参加くださったみなさま、数あるセションの中からDPMを選んでいただき、まことにありがとうございました。想定していた以上の参加者がいらしたことに驚きました。

デモンストレーション、しかも PowerShell を中心に行ったため、もしかするとイメージがとらえずらかった方もいらしたかもしれませんので、本日のデモの流れとポイントをおさらいをしておきますのでご確認くださいませ。

1. DPM の管理シェル機能について

DPMの管理シェルを使用することで、DPMのGUIが持っていない機能を実現することができる

    • デモ1-1:管理シェルを使用した回復ポイントの削除による空き領域の確保
      • 容量不足によるエラーを回避するため、Remove-RecoveryPoint コマンドレットを使用して回復ポイントを削除
        • Remove-RecoveryPoint を使用するには削除対象となる回復ポイントを指定する必要がある
        • 回復ポイントのリストを取得するには、「保護グループのインスタンス」→「データソースのインスタンス」→「回復ポイント」の順番で取得する必要がある。
        • 回復ポイントを削除したあとは、保護グループ一旦無効にし、同じ保護グループ名で再作成することで空き領域を再認識できる
    • デモ1-2:管理シェルからの整合性チェックの実行
      • DPMを使用していると、ネットワークの切断やサーバーの再起動により、バックアップデータとの不整合が発生する可能性がある
      • 不整合を解消するには「整合性チェック」を行わなければならないが、GUIから行うのは面倒
      • 保護グループ単位に1日に1回の整合性チェックをスケジュールすることが可能
      • 管理シェルから行うには、Start-DataSourceConsystencyCheck コマンドレットを使用する
        • 事前に、保護グループとデータソースのインスタンスを取得しておく必要があるため、スクリプト化が必要

2. DPMのディザスタリカバリ

DPMを多段構成(プライマリ+セカンダリ)にすることで、DPM自身を保護することができる

    • デモ2-1:2台目のDPMを設置する
      • 2台目のDPM(Secondary)が監視するに、1台目のDPM(Primary)にエージェントを送り込む
      • Primaryが保護しているデータをSecondaryで保護するには、[管理]-[エージェント] タブで監視対象としたいサーバーを選択する必要がある。既定では選択されていない。なお、Secondaryが保護できるのは、Primaryが保護しているデータソースのみ。
    • デモ2-2:Primary がダウンした場合に Secondary で保護を継続する
      • 今回は、Primaryのネットワークを無効にすることで障害を再現
      • Secondary を Primaryに切り替えるには、Switch-Protection.ps1 スクリプトを使用する
      • Switch-Protection.ps1 は 保護対象のサーバーごとに実施する必要がある
      • Primaryに切り替えた後は、保護対象データは「非アクティブ」となるので、再度保護グループを作成して、ここに保護対象データを含める
      • 保護グループを作成したら整合性チェックを行う
    • デモ2-3:旧Primary復旧後の処理
      • なんらかの方法により旧Primaryが復旧したら、再度旧Primaryを正式なPrimaryとして切り替える必要がある
      • 切り替える方法は、Switch-Protection.ps1
      • Switch-Protection.ps1 後は、整合性チェックが必要
      • これらの処理を手で行うのは面倒なので、スクリプト化するとよい(デモではスクリプトを実行)
    • デモ2-4:Primaryとなっている2台目のDPMをSeconadryに戻す
      • 切り替える方法は、Switch-Protection.ps1 を使用するが、ProtectionTypeオプションには Secondary を指定する

3. Operations Manager による DPMの監視

DPMを多段構成にしても、DPMが安定稼働しているかどうかは保証できない。よって、監視しながら問題発生時には即座に対処できるよう対策をうっておくおく必要がある。

    • デモ3-1:DPM管理パック
      • DPM管理パックを使用することでDPMサーバーおよびDPMが保護対象としているサーバーの保護状況を監視できる
      • タスクにDPM関連のシェルを登録しておくと、問題発生時にすぐに実行することができる
    • デモ3-2:保護領域の増量
      • デモ1-1では保護領域に格納されているデータを削除することで空き領域を増やしたが、ここでは保護領域自体を拡大してみる
      • DPMではデータ量増加にともなう自動容量調整機能が無いので、容量は常に監視しておかなければならない
      • Operations Manager は保護領域の90%が使用されると「閾値オーバー」のアラートを出す
      • 保護領域を拡大するには、Set-DatasourceDiskAllocation を使用
      • 保護領域は「ReplicaArea」と「ShadowcopyArea」にわかれており、それぞれ、「高速バックアップ」「回復ポイント」の保存領域である
      • 拡大する際には、それぞれ個別に拡大しなければならない
      • デモで実行したスクリプトでは、指定したサーバーのすべての保護グループおよびデータソースをチェックし、使用量が90%を超えていれば容量を1.5倍に拡大している
      • Set-DatasourceDiskAllocation を実行した後は Set-ProtectionGroup でコミットしなければならない
    • デモ3-3:スクリプトのルールへの登録
      • ルールを使用することで、容量不足が出た場合に自動的にスクリプトを実行することができる

 

ということでございまして、途中スクリプトエラーなんかもあり手戻りが発生したことで、混乱を招いてしまったかもしれません。

デモで使用したスクリプトは、引き続きこちらのブログに解説付きで掲載いたしますのでお待ちください。

本日はありがとうございました。

Comments (1)

  1. 匿名 より:

    ホテルの部屋で、一人本日のセッションを反省しています。 本日のデモで、正しく動かなかったスクリプトがありました。それは、以下の記事にある 「デモ2-3」です。 【TechEd】T4304 DPM セッションに参加くださった皆様

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