【Windows Server 2008】Server Core に挿した USB ドライブを安全に取り出すには

Server Core でも USB ドライブを挿して使用することができます。が、「安全に取り出す」にはどうしたらよいのか悩んでしまいました。

Fullインストールの Windows Server 2008 やVista等であれば、おなじみの方法を使用すればよいわけですが、Server Core にはGUIが用意されていません。ためしに、以下のコマンドを入力してみてください。

rundll32 shell32.dll Control_RunDLLA hotplug.dll

何も表示されないですね。Server Core でなければ、以下のような画面が表示されるのですが....。

じゃ、どうしたらよいか...。

【方法1:ディスクの管理 を使用する】

容易に想像がつく方法ですね。おなじみ「コンピュータの管理」を使用してServer Coreに接続し、[記憶域] - [ディスクの管理] を使用します。

ディスクの一覧には、USBメモリも表示されているはずですから、右クリックして「取り出し」をすればOKです。

※ Server Core に対してディスクの管理を使用するには少々コツがいりまして、これについては次回にまとめます。

【方法2 RemoveDrive ツール(フリーツール)】

有名なツールですね。いろいろ試してみたのですが、私はこちらが一番使いやすかったです。Server Core上でも問題なく動作していました。

このツールの良いところは、単にドライブを指定すればよいということです。

こちらのサイトを参照すると、自作派の方には参考になるでしょうか。 

 

WMI でできないか調べても見たのですが、現時点では解が得られませんでした。PowerShell はServer Core上では動作しないので調べてません。

このほか、マイクロソフトからも devcon というデバイスマネージャをコマンドにしたようなツールが提供されていますが、ServerCoreでは動作しませんでした。Vistaではかろうじて...といったかんじでしょうか。高機能なので、Vista 以降のOSでも正しく動作するようになるとうれしいですね...。