DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その3 – ブート用CDイメージ(iso ファイル)の作成

以下の記事の続きです。 DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その1 – セットアップ DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その2 – バックアップとスケジューリング ここまでで、System Recovery Tools を使用したリモートコンピュータのバックアップが完了しました。ここからは、いよいよリカバリを行っていきます。 リカバリを行う前に準備が必要です。それは、ブート用 CDROM の作成です。ベアメタルリカバリを行う場合、当然ハードディスクには何も入っていないわけですから、そのままではブートすることができません。そこで、ブート用の CDROM を作成し、それを使用して起動します。 DPM SRT を使用したリカバリの流れは以下のとおりです。保護対象となるサーバーでは、リカバリ用 CDROM を使用してSRTからの接続を待ちます。一方、SRT側ではRecovery Center を使用して回復ポイント(ロールバックポイント)を選択し、保護サーバーに接続します。両者のコネクションが確立されると、復元が開始されます。 それでは、リカバリ用CDROMの作成を行いましょう。 SRT をインストールした Windows Server 2003 側で Recovery Center を起動し、Recovery Center コンソールの右側のメニューにある 「 Create Boot Client 」 をクリックします。 Boot Client Wizard が起動するので、[Next]…

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DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その2 – バックアップとスケジューリング

前回は DPM SRTのインストールについて解説しました(というか、単なるステップバイステップでしたが)。 DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その1 – セットアップhttp://blogs.technet.com/junichia/archive/2008/03/10/dpm-system-recovery-tool-1.aspx 今回は、Recovery Schedule Console を使用して保護対象となるサーバーのバックアップを行います。 ちなみに、インストール直後に Recovery Center を起動しようとすると、以下のエラーが出力されます。「まずはバックアップのスケジューリングをしてください」ということですね。 それでは、さっそくバックアップを行いましょう。Recovery Schedule Console をダブルクリックしてください。スケジューリングのウィザードが起動します。 [Next]をクリックするとバックアップするタイミングと、バックアップ時に使用するアカウントを聞かれます。この画面では、以下の情報を設定します。いずれも日本語で入力すると表示が化けてしまうことにご注意ください。スケジュールのName と Description は英語で指定しておくのがよいでしょう。 なお、SRTでは、バックアップのことを Recovery Point (回復ポイント)という呼び方をしています。 スケジュールの名称(例えば Schedule01) スケジュールの詳細な情報 バックアップ(Recovery Point の作成)を行うタイミング バックアップ(Recovery Point の作成)に使用するアカウント [Modify] ボタンをクリックすると、以下のような画面が表示され、バックアップのスケジュールを設定できます。ダイアログ上は日本語で表示されていますが、[OK]ボタンをクリックすると上画面のように化けてしまいます。   スケジュールとアカウント情報を設定したら、[Next]をクリックしてください。バックアップするデータに含めるデータを聞いてきます。今回のバックアップの目的はディザスタリカバリですから、当然一切合財を含めなければなりません。「Disk Layout」「System Volume」ともにチェックしておきます。 次に、SRTで保護するサーバーに対して、エージェントを自動的にインストールするかどうかを聞いていきます。自動インストールする際には、保護対象のサーバーに対してファイル共有プロトコルでのアクセスが必要となるので、もしポートがオープンしていない場合にはあとから手動でインストールする必要があります。エージェントプログラムは msi 形式で提供されているので( RMAgent.msi )、グループポリシーで配布することも可能です。 エージェントが正しくインストールされると、保護対象のサーバー上には RMAGENT という名前のサービスが設置されます。 次に、保護対象となるサーバーを指定します。[Add]…

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DPM System Recovery Tool を使用したディザスタリカバリ その1 – セットアップ

IT Pro 道場 運用基盤構築編 も残すところ東京開催の2 回となりました。 道場では、セッションの最後に DPM (Data Protection Manager) 2007 + DPM SRT(System Recovery Tool) を使用したディザスタリカバリのお話をしていますが、時間が足りないためにデモンストレーションまではおこなえておりません。そこで、この場を借りて、どんな使い勝手になるのかをご理解いただければと思います。 DPM SRT は、DPM 2007 とは独立して動作するツールで、ベアメタルリカバリに代表される ディザスタリカバリ を実現するものです。OS のディスクイメージをパーティション情報と共に丸ごと複製し、それを回復ポイントとして使用できます。残念ながら、現在までに検証したところでは、DPMでバックアップした情報は DPM SRT のリソースとして使用することはできないようです(新たな情報があればお知らせします)。 準備 はじめに、以下の準備が必要です。 Windows Server 2003 SP2 が動作しているコンピュータ  ここに DPM SRT をインストールします。DPM SRT は現時点(2008.03.11)で Windows Server 2008 上では動作しませんのでご注意ください DPM SRT の入手 DPMの評価版は、DPM 2007 評価版 とともに ここ からダウンロードできます。DPMSRTEVAL.exe が…

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