【Windows Server 2008】Windows XP/2003 のバックアップファイル を Windows Server 2008 に復元する - Windows NT Backup - 復元ユーティリティ

#同じエバンジェリストの田辺に指摘され、なぜか英語版をインストールしていることに気付きました...お、お恥ずかしい... (よって以下、画面を差し替えました)
#画像は田辺提供です...ありがとうございます>田辺さん

Windows Server 2008 の機能のひとつである Windows Server Backup ですが、XP や 2003 のバックアップファイル(.bkf)を取り扱うことができないことは割と有名なお話です(...ということは、Vista にも復元できないということです)。

先日のIT Pro 道場でも Data Protection Manager 2007 のお話とともに、この制限についてお話しました。が、代替案があるという点についてお話することをすっかり忘れてしまいました。もしかすると、多くの方に絶望感を与えたままかと、ドキドキしております。大変失礼いたしました。

で、その代替案というのが、以下です。このツールを使用することで、XP/2003 でバックアップしたファイルを、2008 または Vista 上に復元することができます。

Windows NT Backup - 復元 Urility

上記リンクをクリックすると ダウンロードサイト に移動しますが、「Longhorn」という言葉が出てきます。これは Windows Server 2008 の開発コードですが、RTM がリリースされた現在でも使用することができます。以下の2種類(x64版とx86版)が用意されていますので、使用する Windows Server 2008 および Vista のタイプによって使い分けます。

NtBackupRestore_win64.msi
NtBackupRestore_x86.msi

インストールを開始するには、上記のインストーラをダブルクリックするだけでよいのですが、1点注意があります。

インストール開始直後に、以下のメッセージが出てきてしまった場合には前提条件が足りていません。

「To run Windows NT Backup - 復元ユーティリティを実行するには、リムーバブル記憶域の管理を有効にするか、インストールする必要があります。」

インストールを行うには、以下の手順が必要です。

  1. 「リムーバブル記憶域マネージャ」の追加
    • Windows Server 2008 の場合は、「リムーバブル記憶域マネージャ」を「機能」から追加
    • Windows Vista の場合には、コントロールパネルの「ソフトウェアの追加」で「リムーバブル記憶域の管理」を追加
  2. 「Windows NT Backup - Restore utility」をインストールする

※Removable Storage サービスは「手動」になっていますが、起動する必要はありません

インストールが完了したら、スタートメニューの「Windows NT Backup - Restore Utility」を起動します。

※さ、サイズが文字化けしております...