【Windows Server 2008】 dcpromo 時に ドメインモードを 2008 にすれば SYSVOL 複製は DFSR に自動設定される

※DFS に関する以下の記事の続編です。

  【Windows Server 2008】 Sysvol 複製を FRS から DFSR に移行するには Dfsrmig.exe コマンドを使用する

以前の記事で、「最初の dcpromo を行う際に Active Directory ドメインモードを Windows Server 2008 にすれば SYSVOL 複製は自動的に FRS から DFSR に移行される」ということを書きました。

自動”移行”ではなく、自動設定ですね。失礼しました。

実際にテストしてみると、確かにそのとおりに動作しているようです。

ただ、dfsrmig.exe を使用した時と違う点があります。

SYSVOL_DFSR フォルダに移行されず、SYSVOL がレプリケーションフォルダとして使用される

ということです。

また、「分散ファイルシステム」役割のインストールを行わなくても、dcpromo 実行時に自動的に行われているようで、サービスの一覧には以下のサービスが追加されました。

  • DFS Namespace
  • DFS Replication

ただし、DFS 管理ツールはインストールされませんので、DFSリンクを使用する場合には、役割の一覧から「DFS 名前空間」と「DFS レプリケーション」をインストールしなければなりません。