【Windows Server 2008】Server Core の管理をリモートのMMCから行うための準備

Server Core には基本的にコマンドプロンプトしか用意されていないため、ちょっと凝った管理をするためのコマンドを探そうとすると結構手間だったりもします。
(もちろん、それが安全性を高めているわけですが)

既定では、リモートのMMCで接続することはできません。

何も設定しないまま [コンピュータの管理]等から Server Core に接続しようとすると、Firewall のログに TCP 445, 139 UDP 137 がブロックされた旨が出力されます。

接続を許可するには、Firewall の受信ルールを有効にしてあげる必要があります。

方法は2つあります。

<[セキュリティが強化された ファイアウォール] から行う場合>

事前に、以下の操作を行い、リモートコンピュータの 「セキュリティが強化されたファイアウォール」管理画面を起動します。

【Windows Server 2008】Server Core の Firewall の管理をリモートのMMCから実施するための準備
https://blogs.technet.com/junichia/archive/2007/11/08/windows-server-2008-server-core-firewall-mmc.aspx

[受信の規則]から以下の3つの規則を有効にする

・リモート管理(NP 受信)
・リモート管理(RPC)
・リモート管理(RPC-EPMAP)

<コマンドプロンプトから行う場合>

netsh advfirewall firewall set rule group="リモート管理" new enable=yes

これで、リモートコンピュータから、イベントログを確認したり、タスクを登録したりすることが可能になります。