Windows Server 2008 beta3 の Group Policy 項目数は 約 2700 !

ドメイン内の管理を効率化する武器として愛されているグループポリシーですが、Windows Server 2008 beta3 では、管理可能な項目が 2700 もあります。 

項目数は Windows Vista で 2600 程度でしたから、Server 2008 で増えた項目はさほどでもありませんが、そもそも 2700 という項目をどう管理するのかということに脅威を抱く方もいらっしゃるはずです。私も正直...どこから紹介してよいのか...(汗)。

グループポリシーの管理項目については Vista で大幅に強化されたため、Server 2008 ベータ3 ではあまり目立った追加項目は無いように見えますが、ターミナルサービスや、パスワード同期サービスに関する管理項目が強化されています。

では、その強化された項目を確認するにはどうしたらよいか...英語で恐縮ですが、以下のドキュメントが公開されています。

Group Policy Settings Reference Windows Server 2008 Beta 3
https://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=2043b94e-66cd-4b91-9e0f-68363245c495&DisplayLang=en

このドキュメントは Excel でできており、タイトルには「Windows Server 2008」と書かれてはいるものの、Windows XP 以降のグループポリシー管理項目が、ほぼすべて掲載されています。
サポートされているプラットフォームやコンポーネントで絞り込むことが可能ですし、項目を設定後に再起動やログオフが必要かどうかまで記載されているため、非常に便利です。

以前公開されていた、以下のドキュメントでは絞り込みができなかったので、ぜひとも上記ドキュメントを使用してください。

Group Policy Settings Reference Windows Vista(以前のバージョン)
https://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=41dc179b-3328-4350-ade1-c0d9289f09ef&DisplayLang=en