Windows 10 でコマンドプロンプト (usoclient.exe) が一瞬表示される


みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

今回は Windows 10 でログオン時にコマンド プロンプト画面が一瞬表示される事象についてご説明します。

Windows 10 にログオンした際に下記のようにコマンドプロンプトが画面が一瞬表示されたことはございませんでしょうか。この事象は [Schedule Retry Scan] というタスクが動作することにより表示されています。

※ コマンド プロンプト画面が表示されることによる動作影響はございません。
※ 本事象は Windows 10 バージョン 1709 では発生しないことを弊社環境で確認しております。

上記画面が表示される事象について下記の順に詳細をご説明します。

  1. 発生原因について
  2. 発生頻度について
  3. 対処方法について

 

1. 発生原因について


前述したとおり [Schedule Retry Scan] というタスクが実行されることにより発生します。

ただし、 [Schedule Retry Scan] というタスクについては既定で存在するタスクではなく、自動更新による検出処理を実行している [Schedule Scan] というタスクがネットワーク等の問題により失敗した場合に登録されます。

[Microsoft] - [Windows] - [UpdateOrchestrator]

 

2. 発生頻度について


[Schedule Retry Scan] タスクはログオンのタイミングで実行されるため、この事象もログオンのタイミングで発生します。

 

3. 対処方法について


対処方法としては、ご状況に合わせて以下の対策を行います。

 

3-1) [Schedule Scan] が失敗しないように対応する

既定で 22 時間間隔で実行される自動更新の検出処理が失敗することにより本事象が発生しますので、Winhttp プロキシ設定等を適切に構成し、失敗する原因を取り除きます。

Winhttp プロキシ設定につきましては、このブログを参照してください。

 

3-2) 自動更新を止める

本事象が発生するとの報告では、WSUS や Windows Update に接続できないネットワーク構成となっており、本来 Windows Update を実行する想定ではない環境にて多く報告されております。

そのような場合には、バックグランドで動作する自動更新を無効化することで [Schedule Scan] による検出処理を実行しないように対応することも可能です。

・[コンピューターの構成] -> [管理用テンプレート] -> [Windows コンポーネント] -> [Windows Update]
-> [自動更新を構成する] を "無効" に設定します。

なお、既に [Schedule Retry Scan] タスクが一旦登録されてしまった環境では、上記の設定を行っても [Schedule Retry Scan] タスクを削除しないと [Schedule Retry Scan]  タスクが動作し、事象が発生してしまうためご注意ください。

 


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