Windows 10 / Windows Server 2016 で イベント ID 7043 (UsoSvc) が発生する

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。   今回は Windows 10 / Windows Server 2016 の環境にて、更新プログラム適用後の再起動処理のタイミングで、UsoSvc (Update Orchestrator Service) に関連する以下のエラーがイベント ログに出力される事象について紹介いたします。   < 対象イベント ログ > ログの名前:         System ソース:           Service Control Manager イベント ID:       7043 レベル:           エラー 説明: Update Orchestrator Service for Windows Update サービスは、プレシャットダウン コントロールを受け取った後に正しくシャットダウンされませんでした。 ※ 赤字の箇所が、この事象に合致しているかの重要なポイントとなります。   結論から申し上げると上記の記録は、異常を指し示すものではございません。詳細について以下にご案内していきます。   事象の詳細 この事象は、更新プログラム適用後の再起動のタイミングでの UsoSvc のサービス停止処理に伴って発生します。 通常 SCM (Service Control…


Windows 10 / Windows Server 2016 の Windows Update 後の自動再起動の制御方法

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。 本日は Windows 10 および Windows Server 2016 での Windows Update 後の自動再起動の制御方法について、一般的なシナリオとシナリオに合わせた設定方法を紹介します。Windows Update 後に意図せず再起動されてしまったとのお問い合わせは、弊サポート チームでもよくお問い合わせいただく内容の一つですので、未然に事象発生を防ぐために、是非ご参考としてください。 また、Windows Update 後の自動再起動の制御については、以下の公開情報でも紹介しています。 更新後のデバイスの再起動の管理 https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/deployment/update/waas-restart   前提事項 Windows 10 の既定の状態や、下記のグループ ポリシーを設定している環境では、更新プログラムの自動インストール後に再起動が自動で行われてしまう可能性があります。再起動されるタイミングを管理したい場合には、必ず他の設定と組み合わせて利用してください。 [コンピューターの構成] -> [管理用テンプレート] -> [Windows コンポーネント] -> [Windows Update] -> [自動更新を構成する] を ”有効”、オプションにて [4 – 自動ダウンロードしインストール日時を指定] に指定 上記のグループ ポリシーが “無効” に設定されている場合や、その他のオプションが指定されている場合でも、Windows 10 / Windows Server 2016 の環境では、設定画面より…


WSUS クリーンアップ ウィザードにてタイムアウトが発生する

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。 今日はよくお問い合わせいただく事象の 1 つである WSUS クリーンアップ ウィザードがタイムアウトで失敗してしまう事象について紹介いたします。 クリーンアップ ウィザードの詳細については、以下のブログで紹介しているので、クリーンアップ ウィザードの詳細について、まずは知りたいという方は以下を先にご覧ください。 WSUS のクリーンアップ ウィザードについて https://blogs.technet.microsoft.com/jpwsus/2017/12/05/43/   事象の詳細 クリーンアップ ウィザードの 1 番上の項目「不要な更新プログラムと更新プログラムのリビジョン」は、クリーンアップの各項目の中でも、特に処理対象のデータ量が多くなりやすい項目です。弊社での実績上では、運用を開始してから数年経過した環境で初めて実行すると、数十時間 ~ 1 日を要することもあるような項目です。 このため、処理の途中でタイムアウトが発生してし、エラーで途中停止してまうことも、しばしばあります。   対処方法 定期的にクリーンアップ ウィザードを実行していただくのが、一番の対策とはなるのですが、もしこの事象陥ってしまった場合には、対処方法として、以下の 3 つがあります。   対処 1. WSUS データ ベースのインデックス再構成を実施する 対処 2. Powershell より処理を分割して実行する 対処 3. 繰り返しクリーンアップを実行する   対処 1. WSUS データ ベースのインデックス再構成を実施する 以下の記事で紹介しているインデックスの再構築を実施すると、WSUS の処理が効率化されるため、クリーンアップ ウィザードの処理をより効率的に進めることが出来るようになります。インデックスの再構成を定期的に実施していない環境では、まずインデックスの再構成を実施して事象に改善が見られないか確認をします。 WSUS…


ReportingEvents.log の見方

みなさん、こんにちは。WSUS サポート チームです。 今日は Windows Update の処理の状況が記録される ReportingEvents.log の見方について紹介します。 このログ ファイル自体は以前の OS から存在していましたが、特に Windows 10 や Windows Server 2016 では Get-WindowsUpdateLog を実行しないと WindowsUpdate.log が参照出来なくなったので、検証の際やトラブル シューティングの際にリアルタイムにログを確認する場合には、こちらのログを利用することをオススメしております。 ReportingEvents.log は以下のフォルダにリアルタイムで TXT 形式で保存されます。 C:\Windows\SoftwareDistribution\ReportingEvents.log   Windows Update の処理の実行順序 ReportingEvents.log  を見るためには、Windows Update の処理の実行順序を理解しておく必要があります。Windows Update の処理は下記の順に実行され、ReportingEvents.log には、各処理の結果が出力されるため ReportingEvents.log  でどの処理まで進んでいるか、またどの処理で失敗しているのかが確認が可能です。   A. 更新プログラムの検出 ⇒ 新たに適用が必要な更新プログラムがあるかどうかの確認処理 B. 更新プログラムのダウンロード ⇒ 「A」にて検出された更新プログラムのダウンロード処理 C. 更新プログラムのインストール ⇒…