Windows Update が利用するプロキシ設定について


みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

本記事では、Windows Update が利用するプロキシ設定についてご紹介します。

Windows Update が利用するプロキシ設定については、以下の弊社技術文書に詳しく紹介をしておりますが、Windows 10 の環境では一部の動作に改善が加えられております。

 

- Windows Update クライアントが Windows Update Web サイトへの接続に使用するプロキシ サーバーを決定するしくみ

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/900935/how-the-windows-update-client-determines-which-proxy-server-to-use-to-connect-to-the-windows-update-web-site

 

Windows 10 より前の OS では、Windows Update の自動更新ではシステムの WinHTTP のプロキシ設定が利用され、ユーザーが実行する Windows Update の手動更新では Internet Explorer から設定できるそのユーザーに紐づいたプロキシ設定が利用されていました。この仕組みについては、上記の公開情報に記載の通りです。

 

しかし、Windows 10 からは Windows Update の自動更新でも、ユーザーがログオンしていてそのユーザーに紐づいたプロキシ設定がある場合、ユーザーのプロキシ設定を利用するように変更を加えております。これは Windows Update を成功しやすくするための改善です。検証結果より、Windows 10 の自動更新では 、まずは Internet Explorer から設定可能なログオン ユーザーのプロキシ設定を利用します。ユーザーのプロキシ設定がない場合、またはユーザーのプロキシ設定で通信に失敗する場合、WinHTTP のプロキシ設定を利用する動作となります。

 

補足 : Windwos 10 バージョン 1709 からの動作変更について (2018 年 4 月 3 日更新)

Windows 10 バージョン 1709 からは、Windows Update / Microsoft Update サイトにて公開している、更新プログラムのメタデータの情報に OS 標準でインストールされていない新たな証明書が用いられれており、証明書の検証を成功させるために WinHTTP のプロキシ設定が必要となりますため、ご注意ください。

Windows Update を実行する際には、Windows Update の処理に伴い HTTPS での通信や、ダウンロードした情報に付与されているデジタル証明書の検証が行われ、結果として新たな証明書の検証に必要な情報を取得する通信が OS によって別途行われる動作がございます。

この証明書に関する通信については、既定でインターネット経由にて弊社サイトに対して行われ、この通信をプロキシ経由で行うためには、WinHTTP のプロキシ設定が必要となります。

そのため、Windows Update / Microsoft Update サイトにて公開している、更新プログラムのメタデータの情報に OS 標準でインストールされていない証明書が用いられれている Windows 10 バージョン 1709 においては、新たな証明書の検証を成功させるために WinHTTP のプロキシ設定が必要となります。

※ WSUS 環境では、WinHTTP のプロキシ設定は必須ではございません。


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