動的メモリを有効にしている Hyper-V 仮想マシンで WSUS の同期が全く進まない / 完了しない現象


皆さま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

仮想環境上で WSUS サーバーをご運用されている方も、たくさんいらっしゃるかと思います。本記事では、動的メモリを有効にしている Hyper-V 仮想マシン上の WSUS サーバーで確認されている同期が全く進まない / 完了しない現象についてご紹介します。

まず仮想環境上で WSUS サーバーを動作させる構成は、非常に多くの実績がある構成ですので、ご安心ください。弊サポート チームにて受け付けるお問い合わせでも、いまやほとんどの WSUS サーバーが仮想環境上で動作しています。

しかし、残念ながら TechNet 上の技術情報では Hyper-V 等の仮想環境上で WSUS を動作させる際の注意点について記載はございません。これは、開発の段階にて動的メモリ等の仮想環境の固有の機能を意識した検証が充分に行われていないためです。仮想環境の固有の機能を利用している場合でも、ほとんどの場合には問題なく WSUS サーバーは動作しますが、該当の機能が問題となることもあります。

今回は仮想環境固有の問題として、動的メモリを有効にしている Hyper-V 仮想マシン上の WSUS サーバーで稀に発生する現象をご案内します。

 

動的メモリを有効にしている Hyper-V 仮想マシンで WSUS の同期が全く進まない / 完了しない現象 )

動的メモリの影響で、稀に WSUS の処理に上手くメモリが割り当てられず、同期処理が全く進まないという現象が確認されています。 動的メモリをご利用いただいている環境で、下記の同期画面から処理が全く進まない場合には、本現象に該当している可能性が非常に高いと考えられます。

 


 

この場合、下記のいずれかの対処をしていただくことで、現象を改善していただくことが可能です。

– 動的メモリではなく固定メモリに設定を変更していただく

– 動的メモリの設定にて、最小メモリをより大きな値に変更いただく

 

( 上記の現象に合致しているか、より詳細に判別する方法 )

下記の 2 点をご確認いただくと、上記の現象に合致しているか、より詳細に下記の 2 点をご確認いただくと、上記の現象に合致しているか、より詳細に判別することが可能です。

– WSUS が動作している Hyper-V 仮想マシンで、動的メモリが有効に設定されていること

– WSUS サーバー内のログ「%ProgramFiles%\Update Services\LogFiles\SoftwareDistribution.log」に

  下記のような記録が出力され続けていること

 

・ 出力例 1

———————————

SQL Server への接続を確立しているときにネットワーク関連またはインスタンス固有のエラーが発生しました。サーバーが見つからないかアクセスできません。インスタンス名が正しいこと、および SQL Server がリモート接続を許可するように構成されていることを確認してください。 (provider: 名前付きパイプ プロバイダ, error: 40 – SQL Server への接続を開けませんでした)

———————————

・ 出力例 2

———————————

Timeout に達しました。操作が完了する前にタイムアウト期間が過ぎたか、またはサーバーが応答していません。

———————————

 


Comments (0)

Skip to main content