Windows Server 2012 / 2012 R2 の WSUS の重要な更新 (KB 3095113) について

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。 先日 Windows Server 2012 / 2012 R2 の WSUS に適用可能な更新プログラム KB 3095113 がリリースされましたが、この更新プログラムは Windows 10 対応に関する修正が含まれております。 ただ、「Windows 10 に更新プログラムを配信するためには、この更新プログラムを適用しなければいけないのか?」「KB 3095113 はどういった修正が含まれるのか」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 この疑問にお答えする記事が、弊社米国の開発部署が管理しているブログにて公開されましたので、日本の WSUS サポート チームでも、お客様のリクエストにお答えして、その記事を翻訳させていただきました。これから Windows 10 の更新プログラム管理をご検討されている管理者の皆様は、是非ともご一読ください。 このポストは、12 月 4 日に投稿された Important update for WSUS 4.0 (KB 3095113) の翻訳です。 著者: Steve Henry    既にご存知の方もおられるかもしれませんが、私たちは 今後数週間のうちに Windows 10 の最初のインプレース アップグレードである Windows 10 1511 への機能アップグレードを WSUS…


2015 年12 月に公開されたセキュリティ情報 MS15-135 について

みなさま、こんにちは。WSUS サポートチームです。 本記事では  2015 年12 月に公開されたセキュリティ情報  MS15-135 についてご案内いたします。   弊社公開のセキュリティ情報を元に更新プログラムの展開を検討されているお客様から 2015 年12 月に公開された MS15-135について、次のようなご質問をいただきます。 ・WSUS や MBSA を使っても検出されない。 ・更新プログラムが適用されない。 ・更新プログラムが見つからない。 ・どうやったら適用できるのか?   結論から申しますと、MS15-135 に対応した更新プログラムはリリースしていない (MS15-128 にその内容を含んでいる) ことがその理由となります。   脆弱性の報告としてのMS15-135を公開させていただきましたが、当該脆弱性への対応として紐づく更新プログラムは存在せず、MS15-128で提供させていただく更新プログラム (KB3109094) にて脆弱性に対応することができます。 したがいまして、MS15-135 の更新プログラムは WSUS や MBSA を使っても検出されません。 こちらは想定する動作でありMS15-135が検出されないこと自体に問題はなく、MS15-128 (KB3109094) が検出、適用されていることをご確認いただければ問題ございませんので、どうぞご安心ください。   ご参考情報 以下は KB3109094 の公開ページとなります。 [MS15-128 と MS15-135] Windows カーネル モード ドライバーのセキュリティ更新プログラムについて (2015 年 12…


動的メモリを有効にしている Hyper-V 仮想マシンで WSUS の同期が全く進まない / 完了しない現象

皆さま、こんにちは。WSUS サポート チームです。 仮想環境上で WSUS サーバーをご運用されている方も、たくさんいらっしゃるかと思います。本記事では、動的メモリを有効にしている Hyper-V 仮想マシン上の WSUS サーバーで確認されている同期が全く進まない / 完了しない現象についてご紹介します。 まず仮想環境上で WSUS サーバーを動作させる構成は、非常に多くの実績がある構成ですので、ご安心ください。弊サポート チームにて受け付けるお問い合わせでも、いまやほとんどの WSUS サーバーが仮想環境上で動作しています。 しかし、残念ながら TechNet 上の技術情報では Hyper-V 等の仮想環境上で WSUS を動作させる際の注意点について記載はございません。これは、開発の段階にて動的メモリ等の仮想環境の固有の機能を意識した検証が充分に行われていないためです。仮想環境の固有の機能を利用している場合でも、ほとんどの場合には問題なく WSUS サーバーは動作しますが、該当の機能が問題となることもあります。 今回は仮想環境固有の問題として、動的メモリを有効にしている Hyper-V 仮想マシン上の WSUS サーバーで稀に発生する現象をご案内します。   ( 動的メモリを有効にしている Hyper-V 仮想マシンで WSUS の同期が全く進まない / 完了しない現象 ) 動的メモリの影響で、稀に WSUS の処理に上手くメモリが割り当てられず、同期処理が全く進まないという現象が確認されています。 動的メモリをご利用いただいている環境で、下記の同期画面から処理が全く進まない場合には、本現象に該当している可能性が非常に高いと考えられます。     この場合、下記のいずれかの対処をしていただくことで、現象を改善していただくことが可能です。 – 動的メモリではなく固定メモリに設定を変更していただく – 動的メモリの設定にて、最小メモリをより大きな値に変更いただく   (…


Office 2010 32 bit を使用している環境に、Office 2010 64 bit の更新プログラムが検出される

(2015 年 11 月 2 日 更新 – 修正完了し、解消いたしました。) 皆さま、こんにちは。 WSUS サポートチームです。 2015 年 10 月 28 日以降、Office 2010 の 32 ビット版を使用している環境において、64 ビット版 Office 2010 用の更新プログラムが検出されるとの報告がございます。この事象について詳細をお伝えいたします。本事象は WSUS に接続するクライアントだけではなく、Microsoft Update や Microsoft Intune に接続する環境でも発生します。状況に進展があり次第、こちらの記事に情報を公開させていただきますので、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。本事象につきましては、2015 年 10 月 31 日 に Microsoft Update サイト側の修正が完了し、現時点では解消しております。解消前に適用されていた、64 ビット版の KB2687413 および KB2837582 につきましては、アンインストールせずにそのままご使用いただいても動作に問題はございません。解消前にご案内しておりました、事象について以下にご紹介させていただきます。 – 現象2015 年 10 月 28 日以降、Office 2010…


Windows 10 の Windows Update の自動更新設定

みなさま、こんにちは!WSUS サポート チームです。 7 月 29 日に、ついに Windows 10 がリリースされましたが、みなさまもうアップグレードはされましたでしょうか?! このブログ記事では、読者のみなさまが気になっているであろう Windows 10 における Windows Update の自動更新設定についてご紹介します。Windows 10 の環境では、Windows Update の自動更新の設定方法が大きく変わりました。下記の順にご案内していきます。   ・ Windows Update 関連の設定箇所について ・ 自動更新の設定について Windows Update 関連の設定箇所について Windows 10 からは、コントロール パネルの Windows Update の項目がなくなり、自動更新を含む Windows Update 関連の設定は、すべて 「設定」から行うようになりました。 下記の手順にて Windows Update 関連の設定画面を開けます。   [スタート] – [設定] を選択します。   [更新とセキュリティ] をクリックします。  …


WSUS で不要な更新プログラムのインストーラーを削除する

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。 WSUS サーバーを長期間運用している、または自動承認規則で製品などにフィルターをかけずに運用していると、知らない間に更新プログラムのインストーラー (コンテンツ ファイル) が多くダウンロードされており、「ディスク サイズの空き容量がない!」といったトラブルが発生することがあります。 WSUS は自動でメンテナンスを行う機能を持っておりませんので、ディスク サイズの空き容量が少なくなった場合は、「サーバー クリーンアップ ウィザード」を実行して、不要なファイルを削除する必要があります。 でも、「サーバー クリーンアップ ウィザードを実行しても、あまり不要なファイルが削除されない!空き容量が増えない!」という結果になったことはありませんしょうか。 そこで今回は、WSUS で不要な更新プログラムのインストーラーを確実に削除するためのポイントについてご紹介いたします。 ・「サーバー クリーンアップ ウィザード」で WSUS で不要な更新プログラムのインストーラーを削除する ・「サーバー クリーンアップ ウィザード」実行後も 更新プログラムのインストーラーが削除できない場合 「サーバー クリーンアップ ウィザード」で WSUS で不要な更新プログラムのインストーラーを削除する サーバー クリーンアップ ウィザード項目で「不要な更新ファイル」を実行することで、不要な更新ファイルを削除することができますが、削除対象となる更新プログラムは「拒否済み」のステータスとなっている必要があります。 そのため、以下の流れで不要な更新プログラムのインストーラーを削除します。 (作業の流れ) STEP1 : 更新プログラムを「拒否済み」とする STEP2 : サーバー クリーンアップ ウィザードで「不要な更新ファイル」を実行する 「サーバー クリーンアップ ウィザード」実行後も更新プログラムのインストーラーが削除できない場合 上記流れで「サーバー クリーンアップ ウィザード」を実行した場合でも、更新プログラムのインストーラーが削除できないことがあります。代表的な要因は以下の通りです。 <要因 1 :…


親子構成の WSUS でサポートされるバージョンについて

皆さま、こんにちは。 WSUS サポートチームです。 Windows Server 2003 のサポート終了に伴い、WSUS 3.0 SP2 から Windows Server 2012 の WSUS (WSUS 6.x) へ移行を検討されている方も多いかと思います。本記事では親子構成の WSUS において、サポートされるバージョンについてご案内いたします。 親子構成ではアップストリーム WSUS サーバーとダウンストリーム WSUS サーバーを構成することになりますが、アップストリーム WSUS サーバーのバージョンが、ダウンストリーム WSUS サーバーのバージョン以上である構成のみサポートされます。 例えば、以下のような構成はサポートされます。 1. アップストリーム > ダウンストリームアップストリーム WSUS サーバー : WSUS 6.xダウンストリーム WSUS サーバー : WSUS 3.0 SP2 2. アップストリーム = ダウンストリームアップストリーム WSUS サーバー : WSUS 6.xダウンストリーム WSUS…


WSUS からエクスポートしたカタログファイルが 0KB になる事象について - 続報

皆さま こんにちは。 マイクロソフトの香取です。   先日の投稿にて、WSUS からエクスポートしたカタログファイルが 0KB になる事象についてご紹介しましたが、この事象を解決するプログラムがリリースされております。 現時点での最新情報をまとめましたので、WSUS 管理者の方は、是非ご一読ください。 ************************************************************ < ! 注意事項 2015 年 7 月 1 日 追記> こちらの記事で紹介しております更新プログラム : KB2828185 はエクスポート元、インポート先の両方に適用が必要です。 KB2828185 の適用により gz 形式のカタログ ファイル圧縮、解凍に対応するため、例えばインポート先に KB2828185 が未適用である場合、 wsusutil.exe import import.xml.gz コマンドを実行すると以下のエラーが発生しますので必ず両方に適用してください。 致命的なエラー: Unable to uncompress package なお、2015/07/01 現在 WSUS サーバー用の最新の更新プログラムは以下が公開されております。 An update to harden Windows Server Update Services http://support.microsoft.com/en-us/kb/2938066  …

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クリーンアップ ウィザードにより IIS のプロセスがクラッシュする

こんにちは。WSUS サポート チームです。   Windows Server 2012 もしくは Windows Server 2012 R2 上の WSUS サーバーにおいてクリーンアップ ウィザードを実行した際に、以下のイベントが記録されて IIS のプロセスがクラッシュするという事象が報告されています。   ——————————————– ログの名前: システム ソース: Microsoft-Windows-WAS イベント ID: 5011 レベル: 警告 説明: アプリケーション プール 'WsusPool' に使われているプロセスでWindows プロセス アクティブ化サービスとの通信に重大なエラーが発生しました。プロセス ID は 'xxxx' でした。 ——————————————– ログの名前: アプリケーション ソース: ASP.NET 4.0.30319.0 イベント ID: 1325 レベル: エラー 説明: ハンドルされていない例外が発生し、処理が中止されました。 Application ID:…


Windows Updateを行うと、0x80080005 が表示される

こんにちは、WSUS サポート チームです。  Windows Update をお使いの環境でエラーコード:0x80080005 が表示されるとのご相談をいただくことがあります。   本エラー メッセージは Access is denied.:ファイルやレジストリのアクセス拒否が発生したことを意味しますが、純粋に Windows Update の機能が破損している場合以外に、以下のレジストリの設定値に起因する場合があります。   HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control  名前: RegistrySizeLimit 種類: REG_DWORD   Windows 7 を含む、Windows XP / Windows Server 2003 以降の環境の場合、既定では RegistrySizeLimit のレジストリは設定されておりませんので、本レジストリの影響で 0x80080005 エラーが発生している可能性があります。 もし Windows Update 中に本エラー コード : 0x80080005 が発生した場合は、後述の手順をお試しください。   <重要> レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがありますので、以下を参考に手順実施前にレジストリのバックアップを必ず取得してください。   ■ レジストリをバックアップする http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/back-up-registry#1TC=windows-7   – RegistrySizeLimit…