WSUS 3.0 SP1 へのアップグレード


おはようございます。


マイクロソフト セキュリティ サポートの斉藤です。


 


WSUS 2.0 SP1   2009 4 30 日をもちましてサポートを終了いたします。


これにより、WSUS 2.0 SP1 に関連したお問い合わせにつきましてはサポートをご提供できなくなります。


お客様へは、WSUS 3.0 SP1 への一早い移行をお願い申し上げます。


 


WSUS 3.0 SP1 アップグレード方法については、公式リリース ノートなどにも記載がありますが、本ブログではその他の注意事項も合わせてシリーズでご紹介します。


 


事前準備


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WSUS のアップグレード検討に際しまして、以下に記載いたしました点にご留意くださいますようお願いいたします。


 


1) WSUS 3.0 SP1 の概要


 


WSUS 3.0 SP1 については、下記 URL のリリースノートが大変有効です。


 


Microsoft Windows Server Update Services 3.0 SP1 リリース ノート


<http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc708525.aspx>


 


または、インストーラを /x で展開した中の JPN フォルダ内にある ReadMe.htm ファイルも同様の内容です。


>WSUSSetup_30SP1_x86.exe /x


 


Windows Server Update Services 3.0 SP1 - 日本語


<http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=F87B4C5E-4161-48AF-9FF8-A96993C688DF&displaylang=ja>



 


2) アップグレードの概要


 


アップグレードはこの後の 5) 6) での注意点を除けば、WSUS 3.0 SP1 のインストーラー (exe) を実行するだけです。


この際、以前のバージョンの既存情報を維持することが可能で、また、アップグレード後の OS の再起動は不要です。


 


※ アップグレード後、アンインストールによりインストール前の環境に戻すことはできません。(WSUS 2.0 の環境を新たに作り直すことが必要です)


 


3) WSUS 3.0 SP1 のインストール要件


 


3)-1 WSUS 3.0 SP1 .NET Framework 2.0 で動作しますので、.NET Framework 2.0 を事前にインストールする必要があります。


 


Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86)


<http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=79bc3b77-e02c-4ad3-aacf-a7633f706ba5&displaylang=ja>


 


3)-2 WSUS 3.0 SP1 でレポート機能を使用するためには Report Viewer が必要です。


これはアップグレード後でもインストール可能ですが、アップグレードの時点でインストールされていない場合は警告メッセージが表示されます。


 


Microsoft Report Viewer 2005 再頒布可能パッケージ


<http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=8a166cac-758d-45c8-b637-dd7726e61367>


 


3)-3 WSUS サーバーの操作を行うには、MMC 3.0 管理コンソールが必要です。


Report Viewer と同じく、これもアップグレード後でもインストール可能ですが、アップグレードの時点でインストールされていない場合は警告メッセージが表示されます。


 


Windows Server 2003 Microsoft 管理コンソール 3.0 (KB907265)


<http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=4c84f80b-908d-4b5d-8aa8-27b962566d9f>


 


また、WSUS 2.0 Windows 2000 Server もしくは SQL Server 2000 でお使いいただいていた場合には、それぞれを Windows Server 2003 以降、SQL Server 2005 以降にアップグレードする必要があります。


その場合には、WSUS のアップグレードを行う前に、あらかじめ OS 及び SQL の事前対応を行う必要があります。WSUS 2.0 のデータベースオプションとして、同梱されていた WMSDE をお使いであった場合には、WMSDE は自動的に WSUS 3.0 既定のデータベース (WID) に変換されますので、特に意識する必要はありません。


 


    SQL Server 2000 のままアップグレードを行うと、WSUS 3.0 既定のデータベース (WID) に変換されますので注意が必要です。


 


アップグレード


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4) バックアップ


 


WSUS 2.0 SP1 の状態を引き続き維持してバージョンアップする場合は、必ずデータベースのバックアップを行ってください。OS に付属の NTBACKUP 等を使い、出来ればシステム レベルのバックアップを取得ください。


WSUS 3.0 SP1 のインストーラは、旧バージョンをアンインストールしてから新バージョンをインストールする動作を行います。


この過程でインストーラ自身もバックアップを取得いたしますが、何らかの理由でアップデートに失敗したあとユーザーがリトライを行った場合、バックアップは上書きされるため、エラーが発生した段階によっては内容が失われる可能性があります。


バックアップを取得される際、可能であれば DBCC CHECKDB を実行し、WSUS データベースが正常にインデックス付けされていることを確認されることをお勧めいたします。


DBCC CHECKDB の詳細については下記のサイトを参照ください。


 


DBCC CHECKDB


<http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/aa258278(SQL.80).aspx>


 


5) 環境のパターン


 


WSUS 3.0 SP1 へのアップグレードで、現在の環境が別の筺体の DB を使用している場合と、親子構成としている場合には注意点があります。


 


5)-0 基本構成 : WSUS と同じ筐体の DB を使っていて親子構成ではない環境


    WSUS サーバー 1 台が単独で構成され、同じ筐体にインストールされている DB (WMSDE もしくは SQL Server) を使っている環境をそのままアップグレードする場合、WSUS 3.0  SP1 のインストーラを実行し、ウィザードに従って処理を進めてください。


 


 それ以外の追加の手順は必要ありません。


 


5)-1 How To : 別の筐体の SQL Server を使用している


       <http://blogs.technet.com/jpwsus/archive/2009/04/22/sql-server-wsus-3-0-sp1.aspx>


 


5)-2 How To : WSUS が親子構成されている


       <http://blogs.technet.com/jpwsus/archive/2009/04/22/wsus-wsus-3-0-sp1.aspx>


 


以降は、今後このサイトで公開していく予定の説明や手順のタイトルを記載しておきます。


それぞれの詳細を順次公開していきたいと考えていますので、全編完成までは今しばらくお待ちください。


 


6) アップグレードが失敗する場合


 


以下の場合アップグレードに失敗することがあります。


6)-1 How To : WSUS 2.0 をインストール後にコンピュータ名を変更した


       <http://blogs.technet.com/jpwsus/archive/2009/05/01/wsus-2-0.aspx>


 


6)-2 How To : DB 格納先ドライブを圧縮している


     <http://blogs.technet.com/jpwsus/archive/2009/05/08/db.aspx>


 


6)-3 How To : 重複したコンピュータ名が存在している


     <http://blogs.technet.com/jpwsus/archive/2009/05/08/3237371.aspx>


 


6)-4 How To : 一度 WSUS 3.0 へのアップグレードに失敗すると、それが原因で次回のアップグレードが失敗する


     <http://blogs.technet.com/jpwsus/archive/2009/05/11/wsus-3-0.aspx>


 


6)-5 How To : IISASP.NET など WSUS が使用するパフォーマンスカウンタが破損している


     <http://blogs.technet.com/jpwsus/archive/2009/05/11/asp-net-wsus.aspx>


     


 


7) アップグレード後に発生する問題


 


7)-1 How To : SelfUpdate 仮想ディレクトリが存在しない


     <http://blogs.technet.com/jpwsus/archive/2009/05/11/selfupdate.aspx>


 


7)-2 How To : 親子構成における全言語ダウンロードの問題


     <http://blogs.technet.com/jpwsus/archive/2009/05/21/3244063.aspx>


 


7)-3 How To : 「承認」 すると MMC がフリーズする


     <http://blogs.technet.com/jpwsus/archive/2009/05/12/mmc.aspx>

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