WSUS 2.0 SP1 からのアップグレードについて


マイクロソフト セキュリティ サポートの伊藤です。


WSUS 2.0 SP1 を WSUS 3.0 SP1 へアップグレードする際に、注意すべきポイントをまとめました。アップグレード作業前にご確認をいただければ幸いです。
(WSUS 3.0 初期出荷版へアップグレードするよりも、いくつかの不具合を修正した WSUS 3.0 SP1 へのアップグレードをご検討下さい)


■ OS のバージョンを確認して下さい
WSUS 3.0 SP1 は Windows Server 2003 SP1 以降、または Windows Server 2008 をサポートします。
もし WSUS 2.0 SP1 を Windows 2000 Server 上で構築済みの場合には、まず OS のアップグレードをご検討下さい。



■ WSUS の構成を確認して下さい
複数台の WSUS 2.0 SP1 サーバーを使用して親子構成としている場合には、まず親側の WSUS サーバーから順にアップグレードして下さい。
WSUS 3.0 SP1 と WSUS 2.0 SP1 の混在環境はサポートされた構成ですが、親側のバージョンが高いことが前提となります。



■ データベースは何をご利用ですか?
WSUS 2.0 SP1 が現在どのデータベースを利用しているかをまずご確認ください。


- WSUS 2.0 SP1 付属の WMSDE をご利用の場合
WSUS 3.0 SP1 インストーラが自動的に Windows Internal Database (WID) へデータの移行を行います。


- SQL Server 2000 を WSUS サーバーと同一 OS 上でご利用の場合
WSUS 3.0 SP1 インストーラが自動的に Windows Internal Database (WID) へデータの移行を行います。


- SQL Server 2000 を WSUS サーバーと異なる OS 上でご利用の場合 (リモート SQL 構成の場合)
WSUS 3.0 SP1 インストーラはリモートの SQL Server 2000 に対応しておりません。
データベースを SQL Server 2005 SP1 以降にアップグレードするか、別途データの移行が必要です。


- SQL Server 2005 SP1 以降を WSUS サーバーと同一、または異なる OS 上でご利用の場合 (リモート SQL 構成の場合)
WSUS 3.0 SP1 は SQL Server 2005 SP1 以降に対応しておりますので、引き続き同じ SQL Server を利用します。



■ WSUS 3.0 を利用して親子構成を作成する場合には、言語設定に注意が必要です
WSUS 3.0 子サーバー側の言語設定を誤った場合に、必要以上の言語について更新プログラムのダウンロードが実行され、ディスク容量を圧迫する可能性があります。
詳細については、以下の記事をご覧ください。


"WSUS 3.0 の不具合について その 1" の "親子構成で不要な言語の更新プログラムをダウンロードする"
http://blogs.technet.com/jpwsus/archive/2008/02/07/wsus-3-0-1.aspx



■ WSUS 3.0 管理画面がフリーズする
WSUS 3.0 より管理画面が MMC 管理コンソールを利用するように変更されました。
MMC 3.0 の問題により、WSUS 3.0 管理画面を操作中にフリーズすることがあります。
その際には以下の記事をご覧いただき、修正プログラムの適用をご検討下さい。


"WSUS 3.0 の不具合について その 1" の "MMC 3.0 管理コンソールがフリーズする"
http://blogs.technet.com/jpwsus/archive/2008/02/07/wsus-3-0-1.aspx



お客様からよくご質問を受ける内容を中心に、注意点をまとめました。
また注意点が見つかりましたら、本ブログにてご紹介をしたいと思います。



コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。

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