Windows 10: Windows Update の主な変更点

  先日、Windows 10: 問題を起こした更新プログラムやドライバーを Windows Update で一時的にインストールされないようにするツールの紹介のブログでもご案内したとおり、Windows 10 では、これまでのバージョンの Windows のように更新プログラムをインストールしないオプションがなくなり、最新の更新プログラムやドライバーが Windows Update により自動で提供・インストールされることで、お使いの PC やデバイスを常に最新に保つようになっています (図 1)。 図 1: Windows 10 の Windows Update の設定画面 ([スタート] メニューから [設定] – [更新とセキュリティ] をクリック)   Windows 10 上の Windows Update では、他にもいくつか変更点がありますので、今日は改めて、Windows 10 上の Windows Update における主な変更点をご案内したいと思います。     再起動をスケジュールする Windows 10 では、更新プログラムのインストールについて再起動のタイミングを設定できます。図 2 のように、[詳細オプション] 画面では、再起動のタイミングについて、[自動 (推奨)] か…


Windows 10: 問題を起こした更新プログラムやドライバーを Windows Update で一時的にインストールされないようにするツールの紹介

  Windows 10 が 2015 年 7 月 29 日にリリースされましたね! Windows 10 では、これまでのバージョンの Windows (図1) のように更新プログラムのインストール方法についてユーザーが選択するオプションがなくなりました。これにより、最新の更新プログラムやドライバーが Windows Update により自動で提供・インストールされ、お使いの PC やデバイスを常に最新に保ちます (図2、図3)。 図1: Windows 8.1 の Windows Update の [設定の変更] 画面 図2: Windows 10 の Windows Update の画面   図3: 図2 の [詳細オプション] をクリックした画面。[自動 (推奨)] か [再起動の日時を設定するように通知する] かを選択できる     さて、ここで気になるのが、インストールした更新プログラムやドライバーによりお使いの PC やデバイス上で互換性などの問題が起きた場合です。この場合、問題の更新プログラムやドライバーは手動でアンインストールすることができますが、Windows Update の自動インストールにより再度提供され、インストールされてしまいます。この時、Windows…


Windows 8.1 ~ Windows Update のより柔軟になった再起動オプション

前回のブログ「Windows 8.1 ~ Windows Update 管理画面の新機能」に引き続き、今回も Windows 8.1 に関する情報をお届けします。 今回は、Windows 8.1 で改善された更新プログラム適用時の再起動の動作についてご紹介します。   ■ ログオン画面で即対応 更新プログラムによって、インストールを完了するために PC の再起動が必要になる場合があります。 Windows 8 では、段階的な通知により再起動のタイミングをフレキシブルに選択することができるようになりました。(#1) Windows 8.1 でも、同様に段階的な通知により再起動のタイミングをフレキシブルに選択することができます。また、次の画面のように、ログオン画面で通知を受けた場合には右下の電源ボタンをクリックすることで、[更新してシャットダウン]、[更新して再起動] が選択できるようになりました。通知に気付いた際にすぐにアクションが取れるようになっています。     ■ 強制再起動までの猶予 また、更新プログラムをインストール後に再起動せずにいた場合の動作も改善されています。 Windows 8 では 3 日経過すると最初にユーザーがログオンまたはロック解除したタイミングで、System Critical Notification 形式の 「○分で再起動します」というメッセージが表示され、15 分以内に強制的に再起動が行われました。     Windows 8.1 では、再起動せずに 1 日経過すると次の形式のメッセージが通知されます。お気づきの通り、[後で再起動する] が選択できるようになりました。また、強制再起動の猶予も 15 分から 1 日に延長されています。これなら、余裕をもって作業内容を保存できますよね。     更新プログラムの適用は、わずらわしいことかもしれませんが、最新の状態に保つことが…


Windows 8.1 ~ Windows Update 管理画面の新機能

みなさんこんにちは、村木ゆりかです。 新しい OS、Windows 8.1 が公開されました。さまざまな新機能が搭載されており、早速インストールを行って利用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。これまでの OS やソフトウェアと同様、安全に利用するためには、配信されている更新プログラムを適用し、常に最新の状態にしておくことが重要です。そこで、今回は Windows 8.1 の Windows Update についてご紹介します。 Windows 8.1 でも、これまでと同様、既定で自動更新が行われます。Windows 8 からは従来のコントロールパネルにある Windows Update の管理に加え、モダン UI においても Windows Update の管理画面を提供しています。Windows 8.1 では、モダン UI にてより詳細な確認、および設定変更が行えるようになりました。   ● Windows Update 管理画面の開き方 Windows 8.1 では、[保守と管理] という新しい項目が [PC 設定変更] に加わりました。Windows Update の管理は、[PC 設定変更] に含まれています。    1. チャームから [設定] をクリックし、[PC 設定の変更] をクリックします。      …


Windows 8 セキュリティ特集 #1 Windows Update

皆さん、本日 Windows 8 の一般発売が開始されました! 前夜祭を楽しまれた方、すでに使い始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。   さて、本ブログでは、発売を記念して 5 回に渡り、週刊で Windows 8 のセキュリティについて特集します。Windows 8では様々なセキュリティ強化が行われており、さらに安全にお使い頂けます。ぜひ、新しいセキュリティ機能について知って頂き、快適な Windows 8 ライフを楽しんでください。   Windows 8 セキュリティ #1 Windows Update マイクロソフトでは、毎月第 2 火曜日 (米国時間) に Windows Update 経由でセキュリティ更新を配信しています。Windows 8 でも、これまでと同様、セキュリティ更新は既定で「自動で更新」に設定されています。 第一回目となる今回は、Windows 8 におけるセキュリティ更新、Windows Update の動作について 4 つの目玉ポイントをご紹介します。     段階的な通知の仕組みへ これまでの OS においては、更新プログラムをインストールした後に再起動が必要な場合などの通知はバルーン ポップアップを表示することで行われていました。これにより、操作が中断されたりすることがあり、煩わしさを感じていた方も多いのではないでしょうか。 そこで、Windows 8 では、ユーザーの利便性を向上するために、通知の仕組みを刷新しました。   まず、基本的な通知や、アクションを取るまでに猶予のある通知は、ログオンやロック画面にメッセージとして表示されます。ログオンやロック解除の作業のついでに、メッセージを確認でき、任意のタイミングで必要なアクションを取れるよう、利便性が向上しています。   画像1: Windows…


マイクロソフトのセキュリティのお仕事って? ~ 記者説明会編

9 月 4 日公開の Blog 記事(マイクロソフトのセキュリティのお仕事って?)で紹介のように、昨日、9月度のセキュリティ更新プログラムの公開に伴い、ITやセキュリティについて取り組まれている記者の皆様に対して、公開したセキュリティ情報についての定例の記者説明会を、日本マイクロソフトの品川本社にて実施しました。 本記者説明会は、2007年より毎月欠かさず実施しており、セキュリティについて積極的に公開しています。ご参加いただいた記者の皆様にセキュリティ更新プログラムの説明を行い、ご質問にお答えすることで、記事をご覧になるユーザーの皆様に正確なメッセージが届くように取り組んでおり、特に重要な更新や注意してほしい点を強調してお伝えするように心がけています。 写真 1: 記者説明会に使用した資料。新しいマイクロソフトのロゴを使用しています   記者説明は、私たち日本のセキュリティ チームとチーフ セキュリティ アドバイザーと協力して行っています。 左奥が私 (笹瀬) で、右がチーフ セキュリティ アドバイザーの高橋です。(今後ブログのインタビューにも登場予定です!) 写真2:  会見後にも記者の方達からの質問に対応させていただいています   記者説明では、私が当月のセキュリティ情報の説明を行い、高橋から、最近のセキュリティに関するトピックの説明を行っています。今回は、10 月に自動更新で配信予定のセキュリティ アドバイザリ 2661254「証明書の鍵長の最小値に関する更新プログラム」についての追加説明と、8 月にリリースしたセキュリティ アドバイザリ 2743314「カプセル化されていない MS-CHAP v2 認証により、情報漏えいが起こる」について説明を行いました。   写真 3: 当月の更新プログラムの内容をできるだけ正確にお伝えすることを心がけています   その他にも、セキュリティにかかわる情報については、できるだけ正確な情報をお伝えいただけるように、積極的にご案内をしています。今回は、私たちが行っている、マイクロソフトのセキュリティにかかわるお仕事を、より広く知ってもらうために、先日連載を開始したお仕事紹介のこちらのブログを紹介しました。 写真 4: セキュリティお仕事紹介ブログもご案内させていただいました   今回の記者説明会にご参加いただいた記者の方から記事化して頂いた内容の一部をご紹介します。ぜひ、ご覧になってください。 クラウドWatch 様: MSが9月の月例パッチ2件を公開、主に企業向け製品の脆弱性を修正 ScanNetSecurity 様:月例セキュリティ情報2件を公開、最大深刻度はともに「重要」(日本マイクロソフト) Security NEXT 様:MSの月例セキュリティプログラム、9月は「重要」2件のみ  


修正プログラム KB2543241 を公開 – MS11-022 (KB2464588) 適用後の問題を解決

以前このブログでお伝えしていた「MS11-022 (KB2464588) を適用後、PowerPoint 2003 でファイルを開くと「ファイルが壊れています」というメッセージが出力される」問題について、調査が完了し、問題を解決する修正プログラム KB2543241 がご利用可能になりました。お使いの環境でこの問題が発生しているお客様、この問題が原因で MS11-022 (KB2464588) のセキュリティ更新プログラムの適用を見送っていたお客様は MS11-022 (KB2464588) を適用後、修正プログラム (KB2543241) を適用してください。なお、この修正プログラム自体は英語表示となっておりますが、言語非依存ですので、日本語版の Office にも適用可能です。 [4/30 追記] 類似した問題が MS11-022 PowerPoint 2002 用のセキュリティ更新プログラム (KB2464617) 適用後にも確認されたため、問題を解決する PowerPoint 2002 用の修正プログラム (KB2543242) を公開しました。お使いの環境で問題が発生しているお客様は、ご利用可能になった修正プログラム (KB2543242) を適用してください。この修正プログラムは英語表示となっておりますが、言語非依存ですので、日本語版の Office にも適用可能です。 また、現時点では 6 月ごろを目途に自動更新等の通常配信経由でもこの問題を解決する予定です。またアップデートがありましたら、このブログでも追ってお伝えします。下記に、修正プログラム KB2543241 の入手方法を簡単に記載します。※修正プログラム KB2543242 については、下記の手順で修正プログラム番号をすべて KB2543242 に置き換えて参照してください。 1.    サポート技術情報 2543241 にアクセスし、画面左上の [View and request hotfix downloads] をクリックします。 2.   …


MS11-022 (KB2464588) を適用後、PowerPoint 2003 でファイルを開くと「ファイルが壊れています」というメッセージが出力される

一部のお客様から 4/13 に提供開始した MS11-022 (KB2464588) の PowerPoint 2003 用のセキュリティ更新プログラムを適用後、PowerPoint 2003 でファイルを開くと「ファイルが壊れています」というエラーメッセージが表示される現象の報告を受けております。この現象は、サポート技術情報 2464588 の既知の問題として掲載している現象です。4/14 時点では、英語版のサポート技術情報のみがご利用可能ですので、このブログでこの現象の詳細と対処するための回避策についてまとめてみます。 [4/15 追記] マイクロソフトはこの問題の解決に向けて調査中です。情報にアップデートがあり次第、このブログやサポート技術情報でもお伝えします。 [4/20 追記] マイクロソフトはこの問題を解決する修正プログラムを今月中に公開予定です。詳細が分かり次第、このブログやサポート技術情報でもお伝えします。 [4/25 追記] マイクロソフトはこの問題を解決する修正プログラム (KB2543241) を公開しました。詳細は、「修正プログラム KB2543241 を公開 – MS11-022 (KB2464588) 適用後の問題を解決」をご覧ください。 再現条件:  PowerPoint 2007 以降で作成され、スライド マスター等のプレゼンテーション背景に画像が挿入されている [4/15 追記] PowerPoint 2003 で作成され、複数のマスターが存在し、各マスターに画像が挿入されている   ※補足情報: ·         背景の塗りつぶしで図を設定したファイルでは発生しません。   再現手順 (*これは考えられる手順の一部です) PowerPoint 2010 で新規プレゼンテーションを作成します。 [表示] タブを選択し、[スライド マスター] をクリックします。…


Windows 7 SP1 とセキュリティ更新プログラム

 Windows 7をご利用の皆さん、もしくはWindows 7のご利用を検討されている皆さんの間ではすでにご存じの方も多いと思いますが、Windows7 Service Pack 1 (以下 Windows 7 SP1)が2011 年 2 月 23 日にリリースされました。    この Windows 7 SP1 ですが、基本的にはこれまでにリリースされたセキュリティ更新プログラムや、Windows 7 の修正モジュールをまとめたものである、と認識されている傾向が強いようです。  確かに、この Windows 7 SP1 の最大の目的はこれまでにリリースされたセキュリティ更新プログラムや不具合修正を確実に適用していただくためのものということになっているので、上記の解釈は全く外れているということはないと思います。  しかし、Windows 7 SP1 = Windows 7 + リリースされた全更新プログラム というわけではありません。以下のようないくつかの違いがあります。 1.     ビルド番号が7600から7601に変わっています。 o     ビルド番号が変わっているということは、OS本体を再ビルドしているということになります。Windowsに限らず、アプリケーションやプラットフォーム本体が再ビルドされた場合にはその最新のものを使用することが、リスクを軽減したり互換性の問題を回避したりするためのベストプラクティスです。 2.     追加の不具合修正が含まれています。 o     これまでにリリースされたセキュリティ更新プログラムや修正モジュールに加えて、さらにいくつかの不具合修正が含まれています。これらを確実に入れるためには Windows 7 SP1 を適用する必要があります。   3.     いくつかの新機能が追加されています。 o    AVX (Advanced…


Windows Update を実行後、シャットダウン時にフリーズする、またはウイルス対策ソフトから警告メッセージが表示される場合

Windows Update 実行時に下記いずれかの現象が発生した場合、まずは下記サイトで紹介されている解決策を試してみてください。いずれの解決策も有効でない場合、またその他セキュリティ更新プログラム関連でサポートが必要な場合は、セキュリティ情報センターのサイトをご覧ください。 Windows Update 実行後、自動的にシャットダウンされない場合 ([x 個中 x 個のインストール]の画面で停止する): Windows Updateが途中で停止してWindowsが自動的にシャットダウンされない現象についてhttp://www.mcafee.com/Japan/mcafee/support/faq/answer_p_alert.asp?wk=AR-00006 Windows Update を実行後、インストールされているウイルス対策ソフトから警告メッセージが出る場合: マカフィー旧製品を利用されている場合、Windowsのモジュール「Msiexec.exe」が不審なプログラムとして検出されます。http://www.mcafee.com/Japan/mcafee/support/faq/answer_p_alert.asp?wk=AR-00007  警告: 「悪質なスクリプトを検出しました」が MsiExec.exe ファイルに対して表示される (Norton 2005 以前の製品をインストールしたコンピュータで Windows Update 実行時)http://www.symantec.com/norton/support/kb/web_view.jsp?wv_type=public_web&docurl=20100615004324JP&selected_nav=partner 一部のお客様で、6 月に公開したセキュリティ更新プログラムを Windows Update からインストールした後、コンピューターのシャットダウン時に更新プログラムのインストールメッセージの画面 (x 個中 x 個のインストール) で止まってしまったり、再起動後にWindows Updateを実行するとインストールされているウイルス対策ソフトから「悪質なスクリプトが検出されました」などの警告メッセージが表示されるといった報告が寄せられていました。この報告について、マイクロソフトのコミュニティ サイトである Microsoft Answers やお問い合わせをいただいたお客様の情報を基に原因調査を行っていました。 原因調査の結果、この現象はサードパーティ製の古い状態のウイルス対策ソフトが MS10-041 のセキュリティ更新プログラムに含まれた特定のモジュールをブロックしていることが原因であることが分かり、本日サポート技術情報でも情報を公開しました。なお、いずれの製品も最新版を使用している場合は発生しないとのことです。 なお、マイクロソフトでは、無償のウイルス対策ソフト Microsoft Security Essentials (MSE) を提供中です。