Windows 10: OS レベルで悪意のあるサイト、アプリをブロック – SmartScreen フィルター


SmartScreen フィルターは、フィッシング サイトやマルウェア サイトへのアクセスを防止するセキュリティ機能です。Internet Explorer や Microsoft Edge でフィッシング サイトなど安全ではないと判別された Web サイトにアクセスしようとした際に警告を表示したり、安全ではないファイルをダウンロードしようとした場合に警告を表示 (図 1) して、ユーザーを保護します。

図 1: Internet Explorer 11 での警告

 

SmartScreen フィルターは Internet Explorer 8 で初めて搭載され、バージョンアップするごとに機能を強化してきました。Windows 10 では、アプリ評価の機能がオペレーティング システム自体に統合されました。これにより、ユーザーが使用している Web ブラウザーや、アプリがデバイスに到着するまでに使った経路 (メールの添付ファイル、USB フラッシュ ドライブからのコピーなど) に関係なく、SmartScreen フィルターがユーザーを保護できるようになりました。

インターネットからのダウンロードや他の PC からのコピーなどによって入手したアプリをユーザーが初めて実行しようとすると、SmartScreen フィルター機能は、デジタル署名やマイクロソフトが保守するその他の要素を使ってアプリケーションを評価します。アプリの評価が無い場合や、アプリに悪意のあることがわかっている場合、SmartScreen フィルター機能は管理者が設定したグループ ポリシーに応じて、ユーザーに警告を表示 (図 1) するか、アプリを実行しないようにします。

図 2: Windows 10 で SmartScreen フィルターが動作した際のメッセージ

 

既定では [実行しない] ボタンのみが表示されますが、管理者によってアプリを完全に実行できないように設定されていない限り、[詳細情報] のリンクをクリックすると [実行] ボタンが表示され (図 2)、アプリを実行することもできます。不明な発行元のアプリの実行にはくれぐれもご注意ください。

図 3: [詳細情報] をクリックした場合

 

認識されないアプリをどのように処理するかは、コントロール パネルの Windows SmartScreen 設定の変更 (図 4) から行うことができます。また、管理者はグループ ポリシーを使用して認識されないアプリを完全に実行させないようにすることもできます。

図 4: コントロール パネル の Windows SmartScreen 設定の変更

 

SmartScreen フィルターは、怪しいサイトや怪しいアプリを見分けるのに非常に有用なセキュリティ機能です。ぜひ、最新のオペレーティング システムである Windows 10 で体験し、安心安全なコンピューター環境を実現してください。

 

参考資料

 

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