SNS に書き込む前に考えてみる


先日、日本ネットワークセキュリティ協会主催のソーシャルネットワーク サービス (SNS) セキュリティに関する勉強会に参加してきました。

SNS の安全な利用を促すことを目的に、次の活動を行っている部会です。

  • SNSのセキュリティとプライバシーに対する調査 (現状把握)
  • 上記調査に基づく、安全な利用方法の取りまとめ (対策の提案)
  • SNSを使ったセキュリティ啓発手法の研究 (利用方法の研究)

SNS 上の個人情報を、企業の採用や人事管理に利用することに法的問題はないのか?というのが今回の勉強会のテーマでした。

私自身、あまり考えずに、SNS に書き込みをしていましたが、考えさせられるところがあったので、皆さんにご紹介したいと思います。

SNS 上では、氏名、誕生日、居住地といった情報や趣味/思想など、あらゆる情報を自らが発信しています。匿名で利用している場合もありますが、掲載されている位置情報や時間、その人物が書いているパーソナル情報などの組み合わせにより、その人物がだれであるのかを特定するのは難しいことではないでしょう。

友達に話しかける感覚で「今日映画を観てきましたー」、「○○さんと、イタリアンを食べてきました!」といった他愛もない日常を書き込んだものや、「××社の製品を使っているけど、ひどい目にあったよー」、「×××課長のやり方には、まいったよー」などといった批判などを書き込んでいませんか?

その SNS 上の書き込みを企業の採用担当や管理者が見ているかもしれないということです。投稿した内容によっては就職が不利に働いたり、社内での評価に影響を与えるといったことも考えられるわけです。

友達や友達の友達までにしか自分の投稿は公開していないから大丈夫!と思っていませんか?
先日 IT media に『「六次の隔たり」は過去の話: Facebook、世界中の 4.7 人目は友達の友達という調査結果』という記事が掲載されていました。友達の友達が、人事の採用担当や管理者という可能性が無いとは言えないですよね。

この部会に参加して、そういう使われ方があるのだということを知り、ぞっとしました。
日常の出来事などの軽い内容のものでも、それがどういう印象を与えるのか、どう作用するのかをいったん考えてから書き込みをするよう注意が必要だと改めて思いました。
自分の不利益になるようなことを自らが発信したくはないですからね。

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