地震も憎いが、フィッシングも憎い


麻生です。

 

東北関東大震災が発生し、テレビから入ってくる情報を見ると心が苦しくてたまりません。何かできないか考えた時、やっぱり自分は情報セキュリティ屋なので、情報セキュリティ屋として何か貢献できないか考えてみると、いくつかありました・・・。で、これがその 1 つです。

人を助けるために既にいくつかの団体、企業、組織が立ち上がり寄付活動を行っています。こういうのを見ていると、何か暖かいものが体の中で膨らんできて、「日本人って本当に素晴らしい!」と感動します。ただし、非常に残念な事に (腹立たしいことに)このような大規模なニュースが発生すると、大体の場合、続くのがフィッシング (オンライン詐欺) です。

何とか地震の被害者を助けれないかと考えている人はたくさんいると思います。そこに、いいタイミングでメールを受信します。確認してみると、地震の被害者への寄付を求める内容になっています。細かい内容は確認せずに、寄付してしまう人がはたして何人いるでしょうか?人助けしたいモードに入っている人であれば、「これなら、自分でも出来る!」と思う人は少なくないかもしれません。通常であれば、怪しむメールも、「今は、とにかく助けたい」という気持ちが強くなるあまり、普段持っている危機感も低下してしまいます。メール内に記載されているリンクをクリックして、クレジットカード情報を入力し、寄付します。が、残念ながら、その寄付金は永遠に地震の被害者には届きません。また、入力したクレジットカード情報も盗まれ、裏世界で売られた後、50 万円の請求が数ヵ月後、あなたの元へ届きます。人助けの気持ちを裏に取った悪意な攻撃です。本当に頭にきます。

もちろん、大半のサイトはちゃんとしたサイトです。でも、中には、人の感情に触れるようなよくできている詐欺的なサイトや、または本物のサイトにまるでそっくりな詐欺サイトがあります。じゃあ、何に気を付けたらいいのか?寄付関係のメールを受信したら、まずはここら辺から始めて下さい。

 

Tips:

·         メールの内容を確認しましょう。インターネットで差出人や名乗っている団体名を検索し、情報を確認しましょう。大体の場合、この様なメールは他の人達にも大量に送付されており、情報がインターネット上で公開されていたりします。

·         ウェブサイトの URL を確認しましょう。本物のサイトに似た URL を使っている場合があります。たとえば、o (オウ) 0 (ゼロ) になっているなどの 1 文字違いになっているとか。

·         最新ブラウザーを使用しましょう。最新のブラウザーには最新のセキュリティ対策が含まれており、詐欺サイト対策も含まれています。マイクロソフトの社員がいうのもなんですが、Internet Explorer 以外のブラウザー(FirefoxChromeOpera 等)を使用されている方も最新のバージョンを使用しましょう。

 

フィッシング詐欺の詳細については、以下のサイトをご確認ください。

 

詐欺メールおよびフィッシング詐欺を見分ける方法

フィッシング詐欺に返信してしまった場合の対処方法

Microsoft SmartScreen を使用してフィッシングから身を守る方法

 

大変な状況ではありますが、まずはちゃんとしたメール、またはウェブサイトか確認し、できることから少しずつでも力になれるようにしたいものです。


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