Windows Server 2016 を WINS サーバー として構成する際の注意点


初めまして。 Windows サポート チームの矢澤です。

今回は Windows Server 2016  において WINS サーバーの機能を利用する場合の注意点についてご案内いたします。

 ・2018 年 2 月 9 日 更新: 事象4 の対処策を PowerShell に変更しました。

・WINS を利用することが必須要件でない場合には、DNS への移行をお願いいたします。

・WINS を利用することが必須要件の場合には、Windows Server 2012 R2 の利用をご検討いただき、DNS への移行準備をお願いいたします。

 

事象1: 状態が停止と表示される

Windows Server 2016 WINS サーバーを構築すると、自身の状態が [停止] と表示されます。

 

 

 

 

 

 

 

事象1 の対処策: なし

本事象は現時点では対処策がございませんが、WINS サーバー自体の動作には影響いたしません。

 

事象2: 自身のレコードが動的登録されない

WINS サーバーとして構築したサーバー上の Primary WINS サーバーの設定に自分自身を登録しても動的に自身のレコードが登録されません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事象2 の対処策: 静的レコードの登録

静的に自身のレコードを登録いただき運用回避をご検討ください。

 

事象3: WINS Lookup が利用されない

DNS マネージャーに WINS Lookup (DNS にレコードが存在しない場合、WINS サーバーに問い合わせをする機能) を利用している場合、事象1 の影響で WINS サーバーとして稼働していないと認識されてしまうため、WINS Lookup を設定しているにも関わらず WINS Lookup が利用されません。

 

事象3 の対処策: WINS サーバーの登録

WINS サーバーを 2 台以上構成している場合には、自身以外の WINS サーバーへの参照が可能となりますので、WINS Lookup レコードに自身以外の WINS サーバーの IP アドレスを追加していただき運用回避をご検討ください。

 

事象4: WINS Lookup が編集できない

DNS マネージャーにて、WINS Lookup のレコードを変更して [適用] もしくは [OK] をクリックすると、「WINS 解決情報を更新されませんでした。」というエラーが出力され編集できません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事象4 の対処策: PowerShell によるレコードの編集

対処策として、PowerShell の ADD-DNSServerResourceRecord コマンドを用いることで WINS Lookup レコードを上書き編集することが可能です。

上記の例では LookupTimeout および CacheTimeout は規定値としています。

WinsServers には上書き編集したい IP アドレスを指定してください。空欄のままエンターキーを押下することで、入力が完了します。

 

// 参考情報
Title: WINS registration fails if a Windows Server 2016 server points to itself for WINS name resolution
URL:https://support.microsoft.com/en-us/help/4032719/wins-registration-fails-if-a-windows-server-2016-server-points-to-itse

 

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