Creators Update 直後に Smart Card サービスが起動しない事象


こんにちは。Windows Platform サポートチームです。
本ブログでは、Windows 10 における Smart Card サービスの起動障害について記載致します。
なお、このブログにおける情報につきましては、以下の点にご留意ください。
[留意事項]
本事象につきましては現在も調査中です。また、本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。
[問題の概要]
Windows 10 において Creators Update(v1703)のインストールを行った場合、インストール直後に Smart Card サービスが起動しない事象が確認されています。
この事象を再現させるために、現在確認できている手順を以下に記載致します。
- 再現手順
1. Windows10 Creators Update (V1703) をクリーン インストールします。
2. インストール完了後、初回サインイン(ようこその画面が表示されます)を行います。
3. 端末にスマート カード リーダー/ライターを接続します。ここでは、Smart Card サービスが起動します。
4. 端末からスマート カード リーダー/ライターを切り離します。ここでは、Smart Card サービスが停止します。
5. 再度、端末にスマート カード リーダー/ライターを接続すると、Smart Card サービスが起動しません。<<<<< 事象再現
※ 本事象は、Windows 10 の古いバージョンから Windows10 Ver1703 へアップデートした時にも発生します。
[回避方法]
以下のいずれかの方法を実施する事により、回避できます。
(1) 上述の手順 5 の後、"支払いおよび NFC/SE マネージャー(SEMgrSvc)" サービスのスタートアップを無効にし、システムを再起動する。
      1. スタートから、"Windows 管理ツール" → "サービス" を選択します。
      2. サービス一覧が表示されますので "支払いおよび NFC/SE マネージャー" を右クリックし、プロパティを選択します。
   3. "全般" タグの中段あたりにあります "スタート アップの種類" をクリックします。クリックすると、選択一覧が表示されますので "無効" を選択します。
      4. "OK" ボタンを押して、ウィンドウを閉じます。
      5. コンピューターを再起動してください。
(2) 環境によっては、上述の手順 5 の後、Windows を再起動すると回避できる可能性があります。
※ 本事象はタイミングにも依存します。この為、再起動を行っても回避できない場合があるかもしれませんが、そのほとんどは回避できる可能性があります。
[原因]
"支払いおよび NFC/SE マネージャー(SEMgrSvc)" サービスと "Smart Card" サービス間において、競合が発生する為です。
[その他]
本事象はスマート カード リーダー/ライターのデバイスに依存しません。
[特記事項]
本事象につきましては、Windows 10 RS3 にて修正されます。

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