仮想マシンの通信速度遅延 – VMQ 無効化手順 –


Windows プラットフォームサポート担当の 米屋 (よねや) です。

すっかり春の陽気になって参りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

近年では、企業ネットワーク内で仮想化プラットフォームが使用されることも一般的になってきましたが、弊社の提供している Hyper-V もおかげさまで好評で、多数のお客様に採用いただいております。

それに伴って私たち技術サポート部門宛にも、仮想環境上で発生した様々なトラブルに関するお問い合わせが寄せられる頻度が増えてきました。

 

その中でも最近特に多いのが、仮想マシンと外部のマシンの通信速度が大幅に遅延したり、期待するスループットが出ないというお問い合わせです。

原因は様々ですが、ホストマシンの NIC に設定されている仮想マシンキュー (VMQ: Virtual Machine Queue) の機能を無効化することで大幅に通信速度が上がったり問題の改善が見られたという報告が、多数寄せられております。

 

VMQ 自体は、Hyper-V の仮想スイッチの機能の一部を NIC にオフロードして、通信のパフォーマンスを向上することを目的とした機能ですが、一部のハードウェアの組み合わせにおいてはこの機能が期待通りに動作せず、逆にパフォーマンスが劣化してしまうことがあるようです。今回はこのVMQ の機能の無効化方法をご案内いたしますので、予期しない通信の遅延にお悩みの方は、是非一度、無効化することで現象に変化が見られるかをお試しいただければと思います。

 

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VMQ の無効化手順

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1) ホストマシンに管理者権限でログオンし、コマンドプロンプトで ncpa.cpl と入力し、実行します。

2) “ネットワーク接続 “ ウィンドウが表示されますので、対象のアダプターを右クリックし、[プロパティ] を選択します。

3) [構成] をクリックします。

4) [詳細設定] のタブを選択します。

5) [プロパティ] の項目にて [Virtual Machine Queues] の項目を “無効” disabled にします。

※ NIC によっては、[仮想マシン キュー] 、[VMQ] などの項目名になっている場合がございます。

 


 

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