テクニカルアカウントマネージャとの会話

何年か前の話です。

 

学生時代の友人から、付き合っている彼女と話がまったく噛み合わないという愚痴を聞きました。

彼曰く彼女には教養がなく何を話してもあまり理解してくれないというのです。

「教養がないといってもどれぐらいのレベルなの?」と聞いたところ、

 

喧嘩した時に「お前って教養が無いよな!!」と口走ったところ、

「キョウヨウって何?」と言われたそうです。。。

 

その後二人が別れたことは言うまでもありません。

 

まぁこれは笑い話ですが、

もし、これがお客様と TAM の関係であれば笑い話では済まないわけです。

 

TAM に対して皆様は MS 製品に関する知識のみしか持ち合わせていないというイメージをお持ちではないでしょうか?

運用のプロであるお客様と、弊社製品サポートの TAM とでは、運用全般に関する会話が噛み合わないのではないかという不安はお持ちではないでしょうか?

 

確かに運用のプロであるお客様には知識も経験もかないません。

しかし TAM はお客様とシステム運用についてより深く会話が出来るよう、ITIL に関する知識も習得しており、 ITIL Foundation の資格はほぼ全てのTAMが取得しています。

そして Master の資格を持つ TAM は、社内のいろいろな取り組みをドライブしながら、多くの TAM が実践的に ITIL を使えるように指導しています。

 

このようにして ITIL の経験を積んでいる TAM は、この知識を生かしながらお客様とともに年間のサービス提供計画を作成し、プレミアサポートをより有効に使っていただこうと考えています。

プレミアサポートを障害発生時にご利用いただくだけでなく、お客様の IT 運用をより理想の形へ近づけるサービスとしてご利用いただきたいのです。

サービス・ライフサイクルを踏まえつつ運用についてお客様とともに考え、話し合い、提案しながら、ベストプラクティスに近い運用環境を作り上げていく、TAM はそんな存在を目指します。

 

「 Microsoft の TAM に運用についての会話をしてもなぁ。。」などと思わずに弊社製品の質問の際にはお客様の運用背景も含めどしどしご相談いただければ嬉しく思います。