バーストに対応した B シリーズ VM をリリース

執筆者: Corey Sanders (Director of Compute, Azure) このポストは、9 月 11 日に投稿された Introducing B-Series, our new burstable VM size の翻訳です。   このたび、新しい Azure VM サイズである B シリーズのプレビューが発表されました。これは Azure ファミリの中で最も価格が低く、CPU を柔軟に使用できるシリーズです。Web サーバー、小規模なデータベース、開発やテスト環境など、Azure で実行されるさまざまなワークロードでは、CPU パフォーマンスのバーストが発生します。このようなワークロードは、通常の CPU 使用量は少なく、トラフィックが増加したり処理が必要になったりした場合にのみスパイクが発生し、CPU がフル稼働します。従来の VM サイズでは、使用量の増加やバースト発生に備えて、普段の CPU 使用量が少なくても 100% で使用する場合と同じ料金を支払う必要がありました。 B シリーズでは、バースト発生時以外は CPU パワーをあまり使用しないワークロードを、優れたコスト効率でデプロイできます。VM が CPU の基準パフォーマンス以下の低い負荷で実行している間、VM インスタンスのクレジットが蓄積されるようになっており、クレジットが一定の量まで蓄積されると、アプリケーションで高い CPU パフォーマンスが必要になった場合に vCPU の使用量を最大 100% まで引き上げることができます。…


EA ユーザー向けに Azure ポータルで Enterprise Cost Managementのプレビューを開始

執筆者: Ruchi Chopra (Principal PM Manager) このポストは、9 月 6 日に投稿された Seamless cost reporting and analysis for Enterprise customers: now in preview の翻訳です。   このたび、Azure ポータルで Enterprise Cost Management のプレビューをリリースいたします。これにより、Azure Enterprise Agreement (EA) ユーザーは、複数のピボットにまたがるサブスクリプションのコストを Azure ポータルで表示および分析できるようになります。この機能は、サブスクリプション管理者がコストを可視化できるようにしたいという EA ユーザーの皆様からのご要望により生まれました。また、リソース グループやタグごとの細かいコスト レポートを作成したいというニーズにも対応しています。 最高のコスト管理エクスペリエンスを Azure ポータルに実装するという取り組みはまだ始まったばかりです。今回のリリースを皮切りに、今後数か月で Azure コストやサービスの管理をさらに便利にする新機能を順次提供していきます。 現在使用可能な一部の新機能をご紹介します。 今すぐお試しください この機能は、https://portal.azure.com から Azure ポータルにサインインするだけで使用できます。[Browse]、[Subscriptions] の順に選択してからサブスクリプションをクリックすると、[Overview] ブレードに以下のグラフが表示されます。 左の円グラフでは、どのリソースでコストが多く発生しているかを簡単に把握できます。右のバーン レート グラフでは当月中のコストとその先の予測を確認し、必要な対応を早期に行うことができます。…


Azure ギャラリーの Windows オペレーティング システムのイメージで SMB v1 を無効化

執筆者: Tom Shinder (Program Manager, Azure Security Engineering) このポストは、8 月 29 日に投稿された SMB Version 1 disabled Azure Gallery Windows operating system images の翻訳です。   現在 Azure セキュリティ チームでは、Azure ギャラリーで公開中の Windows オペレーティング システムの既定の動作の変更を行っています。この変更は、ネットワーク ファイル共有プロトコルのサーバー メッセージ ブロック バージョン 1 (SMB v1) の問題を悪用するマルウェア対策であり、Petya および WannaCry (英語) によるランサムウェア攻撃が SMB v1 の脆弱性を利用して拡大したことを受けています。 SMB v1 使用時のセキュリティ上の問題に対処するために、Azure ギャラリーで公開されているほぼすべての Windows オペレーティング システムで SMB…


SQL 透過的データ暗号化の Bring Your Own Key サポートのプレビュー

執筆者: Rebecca Zhang (Program Manager, Azure SQL Database) このポストは、8 月 28 日に投稿された Preview: SQL Transparent Data Encryption (TDE) with Bring Your Own Key support の翻訳です。   Azure SQL Database および Azure SQL Data Warehouse で、透過的データ暗号化 (TDE) 機能の Bring Your Own Key (BYOK) サポートのプレビューが開始されます。これにより、Azure Key Vault にマスター キーを格納して、保存データを TDE で暗号化する際に使用するキーを制御できるようになります。 このサポートにより、TDE Protector の透過性と制御性が向上し、ハードウェア セキュリティ モジュール (HSM)…


Terraform の Azure へのサポート投資を拡大

執筆者: Corey Sanders (Director of Compute) このポストは、8 月 17 日に投稿された Investing deeply in Terraform on Azure の翻訳です。   Azure にデプロイするアプリの数が増えるにつれて、Azure の DevOps ツールに興味を持つお客様が増えてきました。また、ハイブリッド デプロイメントやマルチクラウド デプロイメントなど複数の環境にアプリをデプロイする際に、同じツールを使用することで DevOps エクスペリエンスを統一したいという声も寄せられるようになりました。マイクロソフトではこうしたニーズにお応えするために、DevOps とクラウド インフラストラクチャ管理の分野で有名な HashiCorp との連携を強化し、Terraform への投資を大幅に拡大 (英語) することにしました。 マイクロソフトと HashiCorp の提携は 2016 年前半から始まり、HashiCorp のポートフォリオに含まれる Packer や Terraform などの多数のツールで Azure Resource Manager を完全にサポートする計画を共同発表 (英語) しました。それ以来、HashiCorp 製品での Azure サポートはお客様にたいへんご好評いただいています。 今回このパートナーシップを強化し、Azure Container…


Just-In-Time VM Access のパブリック プレビューを発表

執筆者: Ben Kliger (Senior Product Manager) このポストは、8 月 16 日に投稿された Announcing the Just-In-Time VM Access public preview の翻訳です。   一般的に、クラウド環境をターゲットにする攻撃には、ブルート フォース攻撃やポート スキャン攻撃が使用されます。特に狙われやすいのが、管理者がアクセスできるように開放されたままになっている RDP や SSH などの管理ポートです。このたび、Azure Security Center では、これらの攻撃を検出して警告するだけでなく、新たに Just-In-Time (JIT) VM Access というメカニズムを使用できるようになりました。現在パブリック プレビューとして提供されている JIT VM Access を使用すると、永続的なアクセスを拒否し、必要に応じて制御や監査の下で VM へのアクセスを許可できるため、前記のような攻撃を受けるリスクが大幅に減少します。 お客様が設定したセキュリティ ポリシーに応じて、Azure Security Center には既存の VM や新規作成した VM に対して JIT VM Access を有効化することを推奨するメッセージが表示されます。JIT VM…


Azure SQL Data Warehouse でレプリケート テーブルのプレビューを開始

執筆者: Ron Ortloff (Senior Program Manager) このポストは、8 月 15 日に投稿された Replicated tables now in preview for Azure SQL Data Warehouse の翻訳です。   SQL Data Warehouse は、ペタバイト規模の完全管理型クラウド データ ウェアハウスです。弾力性に優れており、セットアップを数分間で、容量のスケーリングは数秒で行うことができます。このたび、SQL Data Warehouse の大量のデータに対するクエリの処理スピードをさらに向上させる、レプリケート テーブル機能のパブリック プレビューを発表いたします。これは、データの移動を減らすことでクエリを高速化する機能です。分散データ ウェアハウス システムでデータ移動が発生するのは、テーブルの結合時や集約時に、コンピューティング ノード間でのテーブルの分散状態に矛盾が生じる場合です。レプリケート テーブルでは、データの完全なコピーを各コンピューティング ノードに保存することで、データの移動を減らします。そのため、データ移動が必須だったクエリの実行時間が短縮できます。 レプリケート テーブル機能以前には、Date ディメンションなどのディメンション テーブルは、ラウンドロビンの分散方式で実装するのが一般的でした。ファクト テーブルとの結合時には、Date ディメンションをファクト テーブルと一致させるために、クエリ プランにデータ移動のステップが実装され、この処理のために全体的なクエリ実行時間が長くなっていました。レプリケート テーブルを使用すると、分散されたファクト データとディメンション データの完全なローカル コピーがコンピューティング ノード内で直接結合されます。早期に採用したお客様では、一部のクエリの実行時間が 40% も短縮し、クエリ実行に必要なステップ数も 10 分の…


Azure Stack Operator をおすすめする理由

執筆者: Cheng Wei (Principal Program Manager) このポストは、8 月 15 日に投稿された Why your team needs an Azure Stack Operator の翻訳です。   Azure Stack は Azure を拡張するもので、俊敏性や速いペースで提供される最新機能など、クラウド コンピューティングのメリットをオンプレミス環境にもたらします。自社データセンターで Azure の強力な機能を利用するためには、Azure Stack のクラウド運用を担当する責任者が必要になります。 マイクロソフトは Microsoft 2016 Ignite カンファレンスで、クラウド時代における最先端の IT プロフェッショナルの役割と、企業によるクラウド移行を支援するためのリソースを発表しました。今年は、お客様の Azure への対応準備を促進するために重点的に取り組み、Azure 管理者、Azure ソリューション アーキテクト、Azure の Node.js 開発者、Azure の .NET 開発者向けの Azure ラーニング パスを公開しました。各ラーニング パスに関連して、選択した業務で成果を挙げるために必要なスキルをすばやく習得できるように、各自のペースで進められる無料のオンライン コースも用意しています。 Azure Stack…


企業の Azure ユーザー向けの使用状況や使用料金に関する API の一般提供を開始

執筆者: Shilpi Gautam (Senior Program Manager, Azure Intelligence Platform) このポストは、8 月 1 日に投稿された Announcing General Availability of Consumption and Charge APIs for Enterprise Azure customers の翻訳です。   今年 5 月にプレビュー版がリリースされていた Azure の使用状況や使用料金に関する API の一般提供が開始されました。これらの API を使用すると、Azure と Marketplace の両方のリソースについて使用料金と使用状況のデータを取得できるため、企業の皆様は Azure で実行されるすべてのワークロードの使用状況や課金額を詳細に把握できるようになります。Usage Detail API と Marketplace Store Charge API では、日単位の任意の期間と請求期間の両方がサポートされるようになりました。また、Price Sheet API には meterId 列が新たに追加され、特定の測定について使用状況を詳しく確認できるようになりました。 なお、プレビュー…


Azure で Nested Virtualization の使用が可能に

執筆者: Joy Fan (Senior Program Manager) このポストは、7 月 13 日に投稿された Nested Virtualization in Azure の翻訳です。   先日開催された //Build では、Nested Virtualization (入れ子になった仮想化) が Azure の Dv3 VM と Ev3 VM でサポートされることが発表されました。発表の模様はこちら (英語) をご覧ください。 そして本日、マイクロソフトは、Nested Virtualization が Dv3 と Ev3 の VM サイズで使用できるようになったことを発表しました。今後数か月のうちに、さらに多くの VM サイズでも対応予定です。 Nested Virtualization におけるソフトウェアおよびハードウェアの前提条件、構成手順、制限事項については、こちらのドキュメントを参照してください。この記事では、2 つの使用例と、入れ子型 VM のデモ動画をご紹介します。 Nested Virtualization を使用して、Docker で Hyper-V コンテナーを作成できるだけでなく…