Azure Hana ラージ インスタンスでの Hana システム レプリケーションのセットアップ

執筆者: Cameron (MSFT SAP Program Manager) このポストは、2018 年 2 月 10 日に投稿された Setting Up Hana System Replication on Azure Hana Large Instances の翻訳です。   今回は、先日 Cognizant SAP Cloud チーム (英語) が HANA ラージ インスタンスで構築したお客様の事例をご紹介します。HANA ラージ インスタンス (HLI) の構造上、異なる2つの Azure リージョンにある HLI 間の災害復旧機能として HANA システム レプリケーション (HSR) を使用できません。その理由は、別の Azure リージョン上の HLI 間のトランジット ルーティングをネットワーク アーキテクチャがサポートしていないためです。その代わりに、HLI では同じ地理的地域内のリージョン間でストレージ レプリケーションを実行することができます。詳しくはこちらの記事を参照してください。しかしながら、既存環境で災害復旧用にHANA…


オーストラリアの大手エネルギー企業: SAP アプリケーションを最新化して Azure パブリック クラウドへ移行

執筆者: Cameron (MSFT SAP Program Manager) このポストは、2017 年 3 月 27 日に投稿された Large Australian Energy Company Modernizes SAP Applications & Moves to Azure Public Cloud の翻訳です。   この記事では、オーストラリアの大手エネルギー企業 (以下、「同社」) で最近実施された SAP ソリューション移行プロジェクトを技術的な面から概説します。このプロジェクトは、サポート期限切れの HPUX と Oracle のプラットフォームから、Azure パブリック クラウド上で稼働する最新の SQL Server 2016 ソリューションへの移行を 12 か月間で行いました。この記事ではOS/DBマイグレーション、Unicode変換、SAPアップグレードに加え、Azureパブリッククラウドへの移行という複数の要素が関わったプロジェクトの技術的な側面に着目し紹介します。 この移行プロジェクトは、同社とマイクロソフト プラットフォーム上での SAP 運用を専門とする SAP コンサルティング企業であるBNWコンサルティング社によって、無事に完了しています。 1.  移行前のプラットフォームとその課題 同社は 1996 年に…


SAP on Azure: お客様およびパートナー様向け更新の概要 (2017 年 4 月)

執筆者: Cameron (MSFT SAP Program Manager) このポストは、2017 年 5 月 4 日に投稿された SAP on Azure: General Update for Customers & Partners April 2017 の翻訳です。   SAP とマイクロソフトは、引き続き Azure クラウド プラットフォームに新機能を追加しています。Azure クラウド プラットフォームの目標は、オンプレミス ソリューションと同等のパフォーマンス、製品出荷マトリクス、可用性を実現し、さらにクラウド固有の柔軟性を提供することです。このブログでは、この数か月の更新、修正、機能強化、推奨ベスト プラクティスをまとめてご紹介します。 1. Azure 上での複数の SQL Server 可用性グループ Azure プラットフォームでは、Linux 、 Windows いずれの高可用性ソリューションでも、クラスタリングをサポートするために Internal Load Balancer (ILB) が必要になります。 以前は、ILB ごとに IP アドレスは1つだけという制限がありました。この制限は解消され、現在は 1…


ファイル共有による Windows 上での高可用性 ASCS – 共有ディスクが不要に –

執筆者: Cameron (MSFT SAP Program Manager) このポストは、2017 年 8 月 10 日に投稿された High Available ASCS for Windows on File Share – Shared Disk No Longer Required の翻訳です。   SAP 高可用性 ASCS が UNC ソースファイル共有をサポート このたび SAP 社により、従来からのクラスター共有ディスクの代わりに SMB UNC ソースを SAP ASCS 用に利用できるようにする、新しい Windows クラスター DLL とドキュメントが公開されました。 このソリューションは SAP により、本稼働システム以外の用途での検証および文書化が行われており、Azure クラウドにも対応しています。この機能は、SAP NetWeaver コンポーネント 7.40 以上で使用できます。…


Azure Site Recovery による SAP ソリューションの保護

執筆者: Cameron (MSFT SAP Program Manager) このポストは、2017 年 8 月 10 日に投稿された Protecting SAP Solutions with Azure Site Recovery の翻訳です。   SAP アプリケーションの保護 多くの中規模から大規模の SAP ソリューションには、何らかの災害復旧ソリューションが講じられています。多くの重要なビジネス プロセスが SAP のようなアプリケーション上で実行されるのに伴い、堅牢かつ検証可能な災害復旧ソリューションの重要性が増しています。Azure Site Recovery は SAP アプリケーションと統合されたテスト済みの災害復旧ソリューションであり、他社のオンプレミス ソリューションよりも優れた機能を提供し、低い TCO を実現します。 このたび、SAP ソリューション向け Azure Site Recovery のデプロイに関するホワイトペーパーを新たに作成しました。 まずこちらのページをお読みください。 Azure Site Recovery を使用すると、SAP ユーザーは以下のようなメリットを得ることができます。 DR ソリューションのコストを大幅に削減できます。Azure Site Recovery では、実際のフェールオーバーやテスト フェールオーバーを実行しない限り…


Azure で SAP (A)SCS インスタンスをクラスター共有ディスクの代わりに SOFSファイルサーバー と S2Dでクラスター化する機能の一般提供を開始

執筆者: GoranCondric このポストは、2017 年 11 月 14 日に投稿された File Server with SOFS and S2D as an Alternative to Cluster Shared Disk for Clustering of an SAP (A)SCS Instance in Azure is Generally Available の翻訳です。   このたび、Azure クラウドで Windows Server フェールオーバー クラスター (WSFC) 上の SAP (A)SCS インスタンスのクラスター化を、ファイル サーバー(スケールアウト ファイル サーバー (SOFS) と記憶域スペース ダイレクト (S2D) など) により実現する機能の一般提供を開始しました。これは、従来からのクラスター共有ディスク…


Data Management Gateway の高可用性とスケーラビリティ機能のプレビュー

執筆者: Abhishek Narain (Program Manager) このポストは、8 月 10 日に投稿された Data Management Gateway – High Availability and Scalability Preview の翻訳です。   このたび、Data Management Gateway の高可用性とスケーラビリティ機能のプレビューを発表しました。 これにより、複数のオンプレミス マシンを単一の論理ゲートウェイに関連付けられるようになりました。主なメリットは以下のとおりです。 Data Management Gateway (DMG) の可用性が向上 – 最大 4 ノードの継続性が確保されるため、ビッグデータ ソリューションや Azure Data Factory とのクラウド データ統合において DMG が単一生涯点になることはありません。 オンプレミスとクラウドのデータ ストア間のデータ移行のパフォーマンスとスループットが向上 – パフォーマンス比較の詳細についてはこちら (英語) をご覧ください。 スケールアウトとスケールアップに対応 – DMG を 4 ノードにインストール…


高可用性のチェックリストを更新

執筆者: Adam Glick (Sr. Program Manager, Azure Resiliency) このポストは、6 月 30 日に投稿された New high availability checklist now available の翻訳です。   高可用性のチェックリストが新しくなりました。このチェックリストは、Azure でのアプリケーションの回復性と可用性の向上のために使用していただくものです。 マイクロソフトは皆様にとってアップタイムが重要であることを理解しており、Azure で可用性向上を目的としたさまざまなツールやサービスを提供しています。しかし、私たちが知る限り、こうした Azure のメリットを活用しきれていないお客様も多くいらっしゃいます。Azure の回復性には共同責任モデルが採用されています。このため、各種ベスト プラクティス、ツール、手法を使用して Azure でアプリケーションの可用性を向上させる共通の方法としてこのチェックリストを作成しました。このチェックリストの推奨項目は、優れた設計パターンと、Azure の開発をお客様と共同で進めているマイクロソフトのアーキテクトの経験に基づいて作成されています。 今回は新たに、リスト内のガイダンスに従わなかった場合にどのようなことが起こるかについて、簡単な説明を追加しました。これは、Azure のお客様とベスト プラクティスの話をする際に、「推奨項目に従わないとどうなるの?」というご質問をいただくことがあったためで、お客様はベスト プラクティスは何かということだけでなく、なぜこれが重要かという理由も知りたがっているということに気付きました。皆様からのこうした声にお応えして、推奨項目に従わなかった場合に起こり得ることの説明を追加することにしました。このチェックリストが、皆様が Azure アプリケーションを設計する際や何らかのトレードオフが必要な場合の判断材料として有意義に活用されることを願っています。 このチェックリストが皆様の既存の Azure アプリケーションや今後作成する Azure アプリケーションのために活用されることを期待しています。チェックリストに関するご意見は、このページの下部のコメント欄か、メール (ResiliencyFeedback@microsoft.com) までお寄せください。