Azure Monitor の一般提供開始を発表

執筆者: Ashwin Kamath (Principal Program Manager, Azure Monitor) このポストは、3 月 31 日に投稿された Announcing the general availability of Azure Monitor の翻訳です。   このたびマイクロソフトは、Azure の組み込み型プラットフォーム監視サービス Azure Monitor の一般提供開始を発表しました。 Azure Monitor を使用すると、手動で機能を構成したりツールを追加で購入することなく Azure でワークロードを作成する際に必要な監視を行い、クラウドへの移行をシームレスに行うことができます。Azure Monitor ではプラットフォーム レベルやサービス レベルのメトリックやログを含む不可欠な監視テレメトリをすべて収集できるため、そのデータに対するアラートを構成してインテリジェントに対応することができます。また、お好みの高度な監視ソリューションとシームレスに統合して、テレメトリ データからより詳細なインサイトや分析結果を取得することもできます。さらに、REST API、Resource Manager テンプレート、PowerShell コマンドレット、Azure CLI から柔軟に監視機能を構成して使用することが可能です。 Azure Monitor はプレビュー版がリリースされて以来、お客様およびパートナー様による採用が増え続けています。この記事では、このサービスをご利用中のお客様とパートナー様からのフィードバックをご紹介します。 アラートと通知の組み込みのサポート ニュージーランドに本拠地を置く大手コンサルティング企業 Theta Systems Ltd (英語) は、Azure を基盤としたソリューションを顧客に提供しています。同社の DevOps チームでは、Azure…


Azure Monitor のパブリック プレビューを発表

執筆者: Ashwin Kamath (Azure Monitor、シニア プログラム マネージャー) このポストは、9 月 26 日に投稿された Announcing the public preview of Azure Monitor の翻訳です。   マイクロソフトはこのたび Azure Monitor のパブリック プレビューをリリースしました。Azure Monitor は、組み込みの監視機能をすべての Azure ユーザーに提供する新しいサービスで、このプレビューは Azure リソースの既存の監視機能を基盤に構築されました。Azure Monitor を使用すると、ポータルや API からメトリックやログを利用してリソースの状態やパフォーマンスを詳しく把握することができます。アラート ルールを構成するとリソースに影響を及ぼす問題が発生した際に通知を受け取ったり、問題に自動対応したりすることができます。また、ポータルを通じて分析機能、トラブルシューティング機能、統合ダッシュボードを利用できるほか、API やデータの各種エクスポート オプションを利用して幅広い製品を統合することが可能です。今回の記事では、Azure Monitor の概要をご紹介すると共に、一部の製品統合についてご説明します。 あらゆる監視タスクにすばやくアクセスできる Azure Monitor を使用すると、ポータル内の 1 つの場所からすべての監視タスクにアクセスし、管理することができます。Azure Monitor にアクセスするには、Azure ポータルの [Monitor] タブをクリックします。アクティビティ ログ、メトリック、診断ログ、アラート ルール、高度な監視ツールや分析ツールへのクイック リンクが表示されます。Azure Monitor…


Application Insights のパフォーマンス カウンターで今まで以上に詳しい分析が可能に

執筆者: Mackenzie Frackleton (Explorer Intern, Application Insights) このポストは、8 月 16 日に投稿された Accelerate your insights with Application Insights Performance Counters の翻訳です。   Visual Studio Application Insights を使って Azure Web アプリのパフォーマンス カウンターを監視できるようになりました。これまでは、アプリを監視しようとしても CPU やネットワーク使用率といったパフォーマンス カウンターを Azure ポータルで利用することができませんでした。これは、Azure Web アプリが独自のマシン上で実行されていないためです。今回、新しい Aggregate Metrics (英語) パッケージによってテレメトリが提供されるようになり、ワークロードの変化に伴うアプリのリソース使用状況を監視できるようになりました。 パフォーマンス カウンターの使用に必要な作業は、Aggregate Metrics プレリリース版の NuGet パッケージ (英語) をアプリにインストールすることだけです。このパッケージは現在 SDK Labs フィード (英語) でも提供されています。インストールすると、Azure ポータルの…


コスト削減を実現する Web アプリケーション向け Application Insights SDK 2.0 を発表

執筆者: Beckylin Orooji (Program Manager, Application Insights) このポストは、3 月 17 日に投稿された Save money with Application Insights’ web SDK 2.0 の翻訳です。   マイクロソフトが最初の安定版の Application Insights SDK をリリースしてからまだ 1 年も経っていませんが、その間にも多くのことを行いました。バグ修正や新機能の導入のほか、いただいた多くのご意見をもとにお客様のニーズに対する理解を深めました。そしてこのたび、新バージョンの Application Insights SDK である .NET Web アプリケーション向け Application Insights SDK 2.0 をリリースする運びとなりました。 大きな変更点 .NET Web アプリケーション向け Application Insights SDK 2.0 では、いくつも大きな変更が行われました。最も大きなものは、各デバイスのサポートが Application Insights SDK から HockeyApp SDK…


Application Insights の Proactive Detection を発表

このポストは、1 月 20 日に投稿された Application Insights Proactive Detection の翻訳です。 Visual Studio Application Insights のパフォーマンス分析がさらに進化しました。新機能として Proactive Detection が新たに加わり、Application Insights のテレメトリから異常なパターンを自動で検出できるようになりました。この機能を使用するのに特別なセットアップや構成は不要です。アプリケーションから十分なテレメトリが送信されれば、この機能で毎日自動的に分析が行われます。 たとえば、OS の一部のバージョンでアプリの読み込みが遅い場合や特定の地域で応答が遅い場合、その問題が検出され、メールが送信されます。Proactive Detection では機械学習とデータ マイニングを使用することで、これまでなら顧客からクレームがくるまで気付かないような、検出が難しい問題を発見することができます。 受信するメールは以下のようなものです。 こうした問題は思ったよりも一般的で、顧客からクレームを寄せられて初めて気付くケースも少なくありません。しかし、気付いた時点ではもう手遅れで、顧客が他社製品に切り替えていたり、さらに悪い場合は手厳しいレビューが投稿されていたりすることもあります。 構成は不要 パフォーマンスに関するテレメトリがアプリケーションから Application Insights に十分に送信されれば、Proactive Detection が毎日自動で分析を行います。アプリケーションにパフォーマンス異常が見つかった場合は、通知が送信されます。この機能を使用するのにわざわざオンとオフを切り替えたり、しきい値やルールを設定したりする必要はありません。 現在 Proactive Detection では、ページ ビューの読み込み時間、サーバーの要求応答時間 (Application Insights SDK または Status Monitor を使用)、依存関係の応答時間を分析できます。分析の対象となる項目は今後さらに追加される予定です。 メール受信者の一覧を設定するには、[Proactive Detection] ブレードの [Settings] を使用します。既定ではリソース管理者に設定されています。 分量に関する条件が設定されているため、サービスまたはアプリのトラフィックが不十分な場合や開発環境でデバッグしている場合、パフォーマンスが全体的に安定している場合には、Proactive Detection は表示されません。 Proactive Detection…


Application Insights – 一時的な制約とパフォーマンスの向上 (更新版)

このポストは、12 月 21 日に投稿された Application Insights – Temporary limitations and performance improvements (Update) の翻訳です。 Azure チームでは、現在も引き続き Application Insights のパフォーマンス、信頼性、スケーラビリティの向上に取り組んでいます。先日には Azure ポータルの一般提供開始が発表され、Azure の新しい既定のポータルとなりました。また、Application Insights SDK では、サンプリングとフィルター処理をサポートする新しいバージョンや動的サンプリング (英語) をサポートするプレビュー版が公開されています。 また 10 月下旬より、クエリのパフォーマンスと全体的なシステムの信頼性を向上するために、Application Insights におけるデータの管理方法を変更しています。この変更を実施するうえで、検索クエリを実行できる期間を一時的に短縮 (英語) しました。Standard または Premium 料金プランをご利用の場合でも、8 日以上遡って検索クエリを実行することはできません。現在、データのリファクタリングは完了しましたが、あいにく今回の変更のロールアウトは想定よりも遅れています。1 月には、8 日以上前の検索クエリを復元するために必要となる最終的な変更のロールアウトを開始し、2 月中旬までには、再び 8 日以上遡って検索を実行していただけるようになる予定です。検索対象期間の上限は、料金プランごとに設定されている生データの保持期間となります。それまでの間、Standard および Premium プランをご利用のお客様は、引き続き連続エクスポートを使用して 8 日以上前のデータにアクセスしていただけます。 Metrics Explorer では、現在も詳細なメトリック データが提供され、8 日以上前の標準とカスタム プロパティに基づいてフィルター処理やグループ化を実行できます。 アプリケーションの問題の監視、診断、トラブルシューティングを行うためには、適切なタイミングで適切な情報にアクセスできることが重要です。このことを理解しているからこそ、機能やサポート…


Application Insights のパフォーマンス バケット

このポストは、9 月 21 日に投稿された Performance Buckets in Application Insights の翻訳です。 この記事では、Application Insights を使用して、検出にかかる平均所要時間 (MTTD) を最小化する方法について説明します。具体的には、トリアージ (優先順位付け) の方法、問題の影響の評価方法、問題の診断方法を取り上げます。また、このシナリオの中で、「検出-トリアージ-診断」プロセスを効率化させる新機能「パフォーマンス バケット」を紹介します。 Applications Insights は、アプリケーションのパフォーマンス、可用性、使用状況の監視を行うサービスであり、アプリケーション ライフサイクル (英語) において特に重視されています。今回は Web アプリケーションのパフォーマンスに関する検出-トリアージ-診断のプロセスを詳しく説明します。  検出: サーバーの応答が遅い Application Insights の [Service Overview] ブレードでは、アプリケーションのステータスを大まかに把握できます。このブレードの主なグラフの 1 つに、サーバーの平均応答時間があります。また、よく使うアプリケーションをスタート ページにピン留めしたり、毎日チェックするメトリックのビューを作成することが可能で、遠隔測定データにすばやくアクセスすることができるようになっています。  Application Insights を実行すると、毎朝、主なサービスの正常性を手軽に確認することができます。また、ダッシュボードを確認すれば、何らかの異常があった場合にすぐに気が付き、対応することができます。メトリックには応答時間が含まれています。皆さんのチームでも似たようなプロセスを採用しているのではないでしょうか? 同期処理を毎日実行していただければマイクロソフト側で異常を発見することはできますが、パフォーマンス問題の検出にかかる平均時間をできるだけ短くするには、サーバーの応答時間にアラートを設定することをお勧めします。Application Insights にはアラート機能があり、サーバーの平均応答時間が異常な値になるとそれを知らせてくれるようになっています。 アラートを設定する では、平均応答時間が長すぎる場合のアラートの設定方法をご説明します。 メトリックで異常な値が記録された場合にメール通知されるようにアラートを追加します。宛先には、アカウント管理者の他に特定のメール アドレスも設定できます。アラート ルールを追加するには、[Alert rules]、[Add Alert] の順にクリックします。     トリアージ: 問題の深刻度を判断する…