Azure Mシリーズ VM が SAP HANA 認定を取得


執筆者 : Juergen Thomas Principal Program Manager, SAP on Azure

このポストは、2018 年 5 月 4 日に投稿された Azure M-series VMs are now SAP HANA certified の翻訳です
 

2017 年 12 月に、私たちは Azure M シリーズの仮想マシン(VM)の一般提供をアナウンスしました。これらの VM はすべてのパブリッククラウドプロバイダで上利用可能なハードウェアにおいて、最もパワフルなハードウェア上で実行されます。シングル VM 上での最大 128vCPU、4 TB メモリの構成が実現できます! この数か月の間に、SQL Server や Oracle、その他の DBMS ベースのハイエンドのデータベースワークロードのために、多くの顧客が M シリーズの VM を採用し、活用し始めています。また、SAP ランドスケープ全体を Azure 上に移行している顧客もいます。

マイクロソフトもまた SAP の顧客の一社として、自社の SAP ランドスケープの Azure 上への完全移行を実現しました。これには、マイクロソフト社の最もクリティカルなビジネスプロセスを支える SAP ERP 用の SQL Server データベースの M シリーズ M128s VM 上での運用が含まれています。

非常に厳しいワークロードに対応するために、クリティカルな書込み I/O の最適化によるデータベースパフォーマンスの向上に Azure は投資をしています。Azure Write Accelerator は M シリーズのために我々が最近リリースした機能です。 ミリセカンド以下のレイテンシーが必要な、クリティカルなトランザクションログの書込みのパフォーマンスを向上させるものです。

我々はこの機能により、Azure M シリーズ VM が SAP HANA データベース用に認定されるよう、SAP 社と数か月以上にわたって取り組んできました。今日、M シリーズの VM が SAP 社により、下記の SAP HANA 本稼働ワークロードカテゴリで認定されたことをアナウンスします。

VM type

vCPUs

Memory in GiB

SAP HANA workload

M64s

64

1024

OLTP and OLAP

M64ms

64

1792

OLTP

M128s

128

2048

OLTP and OLAP

M128ms

128

3892

OLTP

 

正確な記述については、SAP 社の Certified IaaS Platforms webpageを参照ください。M シリーズの記載は SAP 社により数日の間に更新される予定です。

現在、M シリーズの SAP HANA 認定はスケールアップシナリオに限定されています。スケールアウトシナリオの認定については、まさに作業に取り組んでいるところです。M シリーズ VM タイプごとの SAP サイジング情報については、SAP ノート #1928533 - SAP Applications on Azure: Supported Products and Azure VM types (ログインが必要) をご覧ください。認定に加え、SAP HANA 上の SAP ワークロードにおける M シリーズ VM の素晴らしいパフォーマンスを強調し、文書化する SAP benchmarks を作成しました。

M シリーズ VM により、ただ単に SAP HANA 認定されたパフォーマンスの高い仮想マシンが利用可能になるだけでなく、クラウドスケールのオンデマンドでアジャイルな Azure 上への展開が可能となります。Microsoft Mechanics Video を見て、SAP HANA ベースのランドスケープを数分で自動的に展開する方法をご確認いただくことをお勧めします。Write Accelerator により、データベースの書込みパフォーマンスが改善し、Azure M シリーズのパワーを活かすことができることがわかります。

 

SAP HANA 用の M シリーズ VM 利用についての更なる情報については SAP HANA on Azure operations guideをご覧ください。SAP 認定取得中のフェーズや調整中ではありましたが、SAP HANA ワークロード用に M シリーズ VM のテストと評価を行う顧客とマイクロソフトは協力してきました。

こういった努力は広範囲にわたり、顧客の本稼働 S/4HANA システムを M シリーズ上に移行するのに確信を持たせるものとなりました。この経験に基づいて、マイクロソフトは個別の M シリーズ VM の品質と、信頼性、そしてパフォーマンスを確認し、お客様の期待に応えることができることに自信を持っています。

SAP HANA の Azure 上での実行は M シリーズに限定されているわけではありません。M シリーズの VM だけでなく、スケールアップで 20 TB、スケールアウトで 30 TB の OLAP に対応する、マーケットをリードするベアメタルサーバーの HANA Large Instance も Azure で利用できます。

Azure M シリーズ VM は East US 2、West US 2、West Europe、UK South、Southeast Asia、US Gov Virginia で利用可能であり、今後グローバルの更なる Azure リージョンで利用可能となる予定です。SAP アプリケーションの Azure への移行については、我々の SAP Migration whitepaper をご覧ください。SAP on Azure 全般についての詳細な情報を確認する場合は、こちらから始めるのがおすすめです。

 
この記事の翻訳は Microsoft Global Black Belt SAP on Azure TSP の池本が担当しました。
 

Comments (0)

Skip to main content