StorSimple Data Manager の一般提供を開始

執筆者: Vivek Darera (Senior Program Manager, Cloud + Enterprise)

このポストは、2018 年 2 月 27 日に投稿された StorSimple Data Manager now generally available の翻訳です。

 

このたび、StorSimple Data Manager の一般提供を開始いたします。これは、StorSimple 形式のデータを Azure Blob や Azure Files のネイティブな形式に変換する機能で、変換後のデータは、Azure Media Services、Azure Machine Learning、HDInsight、Azure Search などのサービスで使用することができます。

StorSimple デバイスは、クラウドを 1 つのストレージ層と見なして、効率的かつ安全にデータを送信します。重複が除外され、圧縮、暗号化された状態のデータがクラウド層に格納されます。このため、ユーザーが使用したいクラウド サービスでデータをすぐに利用できないというデメリットもありますが、マイクロソフトは、お客様にデータを存分に有効活用していただけるさまざまな Azure サービスを提供したいと考えています。

これらのサービスの中には、StorSimple 8000 シリーズ デバイスに格納されているデータを Azure Blob や Azure Files に変換できるものがあります。オンプレミスの StorSimple デバイスに格納されているファイル データはすべて、個々の BLOB またはファイルとして Azure で表示できます。変換処理のトリガーには、Azure ポータル.NET アプリケーションAzure Automation などを使用することができます。任意の StorSimple ボリューム内のすべてのデータを変換できるほか、クラウド分析用に一部のデータを指定して、そのサブセットだけを変換することも可能です。

このサービスは、既に 19 の Azure リージョンでご利用いただけ、近日中にさらに範囲を拡大する予定です。提供状況や内容については、StorSimple Data Manager ソリューションの概要 (英語) をご覧ください。詳しい料金については、料金ページでご確認ください。