Azure Stack Operator をおすすめする理由


執筆者: Cheng Wei (Principal Program Manager)

このポストは、8 月 15 日に投稿された Why your team needs an Azure Stack Operator の翻訳です。

 

Azure Stack は Azure を拡張するもので、俊敏性や速いペースで提供される最新機能など、クラウド コンピューティングのメリットをオンプレミス環境にもたらします。自社データセンターで Azure の強力な機能を利用するためには、Azure Stack のクラウド運用を担当する責任者が必要になります。

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マイクロソフトは Microsoft 2016 Ignite カンファレンスで、クラウド時代における最先端の IT プロフェッショナルの役割と、企業によるクラウド移行を支援するためのリソースを発表しました。今年は、お客様の Azure への対応準備を促進するために重点的に取り組み、Azure 管理者、Azure ソリューション アーキテクト、Azure の Node.js 開発者、Azure の .NET 開発者向けの Azure ラーニング パスを公開しました。各ラーニング パスに関連して、選択した業務で成果を挙げるために必要なスキルをすばやく習得できるように、各自のペースで進められる無料のオンライン コースも用意しています。

Azure Stack の導入により、Azure の新しい役割として Azure Stack Operator が追加されました。Azure Stack Operator は、Azure Stack 環境の物理インフラストラクチャを管理する役割です。クラウド環境の運用担当者がマイクロソフトの従業員である Azure とは異なり、Azure Stack の場合は、クラウド環境を運用するために、企業が適切なスキルを備えた人材を確保する必要があります。まだ確保していない場合は、「Azure Stack の運用 (英語)」のブログ記事をご覧になり、この新しい役割の担当者が習得する必要があるタスクをご確認ください。

Azure Stack 環境の管理と運用を成功させるうえで特に重要なのは、以下の 4 つの最先端の IT プロフェッショナルの役割です。

  • Azure Stack Operator: 計画、デプロイメントと統合、パッケージ化、インフラストラクチャ上でのクラウド リソースや要求されたサービスの提供など、Azure Stack インフラストラクチャのエンドツーエンドの運用を担当します。
  • Azure ソリューション アーキテクト: 導入計画、マルチクラウドおよびハイブリッド クラウド戦略、アプリケーション設計、管理と監視など、クラウド コンピューティング戦略を監督します。
  • Azure 管理者: クラウドのテナント セグメントの管理 (パブリック、ホスト、ハイブリッドのいずれの場合でも) と、お客様の要件を満たすためのリソースやツールの提供を担当します。
  • DevOps: クラウド リソース、クラウド プラットフォーム、DevOps の手法 (Infrastructure as Code、継続的インテグレーション、継続的デベロップメント、情報管理など) を活用した基幹業務アプリ開発の運用化を担当します。

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上図の中で、茶色の役割名 (Azure ソリューション アーキテクト、Azure 管理者、DevOps) は、Azure 環境と Azure Stack 環境の両方に適用されるものです。一方、青色のボックスで囲まれた Azure Stack Operator の役割は、Azure Stack 専用に設計されたものです。「お客様の顧客」に含まれる Azure Stack ユーザーは、2 つのグループに分類されます。1 つ目のグループは、Azure Stack 環境でサブスクリプション、プラン、サービスなどを管理する Azure 管理者で、もう 1 つのグループは Azure Stack によって提供されたクラウド リソースを利用するテナント ユーザーです。テナント ユーザーは、Azure Stack クラウド環境でホストされる基幹業務アプリケーションを開発または運用する DevOps ユーザーである可能性があります。また、Azure Stack でホストされている顧客向けアプリケーションにアクセスするサービス プロバイダーまたは企業のテナント ユーザーである可能性もあります。

ご存知のように、クラウド プラットフォームのインスタンスを実行するには、従来とは異なるスキル セットが必要です。Azure Stack Operator としての知識習得とスキル開発を短期間で行うことができるように、以下の複数の学習サポートを提供するための取り組みを進めています。

  1. 現在、5 日間の講義形式のトレーニング コース「Microsoft Azure Stack によるハイブリッド クラウドの構成と運用 (英語)」を開発中です。現時点では、このコースは 2017 年 9 月に公開予定です。
  2. 今後数か月以内に、以下の無料のオンライン コース (英語) をリリースする予定です。
  • Azure Stack の基礎
  • Azure Stack の計画、デプロイメント、構成
  • Azure Stack の運用

Azure Stack Operator という新しい役割や、他の Azure Stack 関連の役割と対応する学習プログラムの詳細についてご興味がある方は、Ignite 2017 で開催される講義室でのセッション「THR2017 - Azure Stack Role Guide and Certifications (Azure Stack の役割ガイドと認定資格)」にぜひご参加ください。

詳細情報

米国オーランドで開催される今年の Microsoft Ignite では、Azure Stack のあらゆる側面について学ぶことができる一連のセッションを予定しています。予定されているセッションをご確認のうえ、今すぐご希望のセッションにお申し込みください (英語)

Azure Stack チームはお客様を第一に考え、新しいお客様からご意見を伺う機会を常に求めています。ハイブリッド クラウドに関心があり、Azure Stack の開発チームと直接話すことを希望される方は、Ignite のお客様向けミートアップにご登録ください (英語)

Microsoft Ignite への参加登録を済ませたお客様で、Azure Stack の前日トレーニングを申し込んでいない場合は、アクティビティ リストに前日トレーニングを追加する (英語) ことをお勧めします。また、Microsoft Ignite への参加登録がお済みでない場合は、座席が残りわずかとなっておりますので、ぜひお早めにお申し込みください!

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