Azure Batch Rendering のパブリック プレビューを発表


執筆者: Dave Fellows (Principal Group Engineering Manager, Azure Big Compute)

このポストは、8 月 1 日に投稿された Announcing public preview of Azure Batch Rendering の翻訳です。

 

ロサンゼルスで開催中の SIGGRAPH 2017 (英語) が大盛況を見せています。SIGGRAPH はコンピューター グラフィックスに関する世界最大級のイベントで、Azure Batch Rendering (英語) がパブリック プレビューに移行したことを発表するための最高の舞台です。

私は常々、映画制作そのものやそれに関連するワークフロー、インフラストラクチャの複雑さに関心を持っていましたが、これらは Azure が提供する真の価値を見せつけるのに最も適した例だと言えます。Azure Batch Rendering ではインフラストラクチャの考慮、デプロイメント、管理がきわめて合理的に抽象化されており、オンプレミス環境の物理的な枠を超えたスケーリングが可能です。

Azure Batch Rendering を使用すると、アーティスト、エンジニア、デザイナーは Autodesk Maya、3ds Max などのクライアント アプリケーションやマイクロソフトの SDK からレンダリング ジョブをシームレスに実行できるため、大規模なレンダリング ジョブを迅速に処理して、顧客への成果物の納期を短縮することができます。

Azure Batch Rendering Image 1

5 月に開催された Microsoft Build カンファレンスでは、ハイエンドのグラフィックス ユーザー エクスペリエンスと Azure の機能を統合するための重要な 1 歩として、Batch Rendering の先行限定プレビューを発表 (英語) しました。それ以来この機能は多くの関心を集め、実際に試したお客様からは貴重なフィードバックをいただきました。改めて感謝申し上げます。

Autodesk との提携による Azure Batch Rendering のパブリック プレビュー移行に加えて、Chaos Group とのパートナーシップによる V-Ray のサポートの限定プレビューも開始されました。V-Ray は Maya と 3ds Max でサポートされているため、これもまた Azure の充実した活気あるエコシステムへの取り組みを前進させる大きな一歩となります。

Azure では引き続き、お客様がレンダリング ワークロードを日常的に Azure でシームレスに実行できるように、Autodesk、Chaos Group、その他のパートナーと協力してまいります。Batch Rendering では、クライアント プラグインなどの各種ツールを提供することで、アプリケーション内からのジョブの送信に加えて、容易なスケーリング、管理、資産管理を可能にするリッチな統合エクスペリエンスの実現を図っています。さらに、お客様の既存の環境とのカスタム統合を可能にする SDK をさまざまな言語で提供しています。

今回のパブリック プレビューの開始に伴い、魅力的な新しい管理アプリケーションである Batch Labs (英語) のプレビュー版が公開されました。Batch Labs はクロス プラットフォームのデスクトップ管理ツールで、ジョブの送信機能、リッチな管理/監視エクスペリエンス、資産のアップロード/ダウンロードの管理機能を提供します。Batch Labs のマーケットプレースにはサポート対象のアプリケーションが揃っており、お客様が独自の用途やカスタム ワークフローに合わせて簡単に拡張することができます。

Batch Labs

SIGGRAPH 2017 にぜひご参加ください。マイクロソフトも複数のセッション (英語) を行うほか、ブース #923 では Conductor (英語)Avid (英語)Vizua (英語)JellyFish Pictures (英語)PipelineFX (英語) などのパートナー製品や、HoloLens や新しい Surface Studio といった画期的なマイクロソフト製ハードウェアのデモを行う予定です。

開催中にロサンゼルス近辺にお越しの場合は、プロモーション コード「MSFT2017」を使用して登録すると、SIGGRAPH の展示フロアへの来場者パスを無料で入手できます。

Azure Batch Rendering がこの重要なマイルストーンに到達するためにご支援いただいた多くの皆様に心から感謝します。このサービスがさらに成長するためには今後も皆様のご協力が欠かせません。引き続きフィードバックをお待ちしています!

Azure Batch Rendering の使用方法に関する詳細については、こちらのドキュメント (英語) をご覧ください。

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