ストレージに最適化された L シリーズ Virtual Machines を発表

執筆者: Jon Beck (Principal Program Manager)

このポストは、3 月 15 日に投稿された Announcing Storage Optimized Virtual Machines, L Series の翻訳です。

 

このたび、VM サイズに新しいシリーズが追加されました。今回追加されたストレージ向けの L シリーズは、NoSQL データベース (Cassandra、MongoDB、Cloudera、Redis など) のような低レイテンシを必要とするワークロードを最適化するものです。最大 CPU コア数は 32 で、Intel® Xeon® プロセッサ E5 v3 ファミリを使用することで、現在提供されている G シリーズと同様の CPU パフォーマンスを発揮します。

L シリーズでは、新たに 4 種類の VM サイズが提供されます。最小構成のコア数 4、メモリ 32 GiB、高速ローカル SSD 678 GB から、最大でコア数 32、メモリ 256 GiB、ローカル SSD 5.6 TB までスケーリングできます。料金の詳細については、Azure VM の料金ページをご覧ください。

L シリーズ VM は、一般提供開始時に以下のリージョンで提供されます。

  • 米国東部 2
  • 米国西部
  • 東南アジア
  • カナダ中部
  • カナダ東部
  • オーストラリア東部

L シリーズの提供地域や今後の最新情報については、リージョン別の Azure サービス ページをご参照ください。

L シリーズ: Standard および Premium Storage への最適化

VM サイズ CPU コア数 メモリ 一時ディスク容量 (SSD) 最大ネットワーク帯域幅
Standard_L4s 4 32 GiB 678 GB
Standard_L8s 8 64 GiB 1,388 GB
Standard_L16s 16 128 GiB 2,807 GB 非常に高い
Standard_L32s 32 256 GiB 5,630 GB 非常に高い

注: ストレージのディスク サイズの値には、慣例に従って「GB」の単位が使用されています。実際にはギビバイトで計算されているため、すべての値を「X GiB」と読み替えてください。