Redaction 機能のプレビューが全世界で利用可能に

執筆者: Richard Li (Program Manager, Azure Media Services)

このポストは、11 月 17 日に投稿された Redaction Preview available globally の翻訳です。

 

このたび、Azure Media Redactor のパブリック プレビューがすべての Azure パブリック リージョン、米国政府機関向けの Azure Government、中国のデータセンターで開始されます。当分の間このプレビューは無料でご利用いただけます。現時点では処理可能なビデオの長さが 10 分に制限されていますが、次回リリース時にはこの制限は解除される予定です。

一般的な情報については、前回のブログ記事でご確認いただけます。今回の記事では、AMSE (Azure Media Services エクスプローラー) を使用して一連のぼかし処理を行う手順について説明するほか、使用を開始する方に向けてオープン ソースのサンプル コードを簡単にご紹介します。

Azure Media Services エクスプローラーのワークフロー

Redactor の使用を開始する場合、GitHub で公開されているオープン ソースの AMSE (英語) を使用するのが最も簡単です。JSON 形式のアノテーション データや顔の jpg 画像にアクセスする必要がない場合は、ワークフローが簡素化された「Combined」モードを使用すると便利です。

アセットをアップロードしたら、右クリックして Azure Media Redactor を選択し、「Combined」、「Analyze」、「Redact」のいずれかのモードで実行します。各モードの入力アセットと出力アセットの詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

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オープン ソースの Azure Media Redactor Visualizer ツール

AMSE のほかに、アノテーション方式で解析や出力の利用を行う開発者に向けて、オープン ソースの視覚化ツール (英語) をリリースしました。

リポジトリのクローンを作成した後、プロジェクトを実行するには FFmpeg を公式サイト (英語) からダウンロードしておく必要があります。

JSON 形式のアノテーション データを解析する場合は、サンプル コードの Models.MetaData が参考になります。実行時には FFmpeg の実行ファイル 2 つがプロジェクトの出力フォルダーに配置されている必要があります。詳細については、GitHub のページ (英語) をご覧ください。

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お問い合わせ

Media Redactor メディア プロセッサと Media Analytics に関する最新情報は Azure Media Services & CDN ブログ (英語) でお伝えしていきますので、ぜひ今後もご注目ください。

ご意見や機能についてのご要望は、UserVoice ページ (英語) でお待ちしております。

Media Analytics 製品についてご不明な点がありましたら、amsanalytics@microsoft.com までメールでお問い合わせください。