StorSimple Virtual Array: 重要な更新プログラムのソフトウェア バージョン 10.0.10288.0 (Update 0.3) が利用可能に

執筆者: Sharath Suryanarayan (Senior Program Manager, StorSimple)

このポストは、9 月 12 日に投稿された StorSimple Virtual Array: Critical update, software version 10.0.10288.0 (Update 0.3) now available の翻訳です。

 

StorSimple Virtual Array の新しい重要な更新プログラムであるバージョン 10.0.10288.0 (Update 0.3) のダウンロードが開始されました。

Update 0.3 では次のような不具合の修正と機能強化が行われました。

  • バックアップ: 特定の条件下で「ファイル共有」のバックアップが失敗することがあります。この問題が発生した場合、バックアップの「ジョブ」が「失敗」とマークされ、StorSimple Manager Service で「重要なアラート」が通知として発生します。ファイル共有上のデータや、そのデータへのアクセスに影響が出ることはありません。特定の条件下でバックアップが完了しないことがあります。この問題の根本原因がこのリリースで解消されました。既にこの問題が発生しているファイル共有に対しては、さかのぼって修正が適用されることはありません。この問題が発生している場合は、まず Update 0.3 を適用してからマイクロソフト サポートにお問い合わせいただき、問題解決をご依頼ください。
  • iSCSI: 以前のリリースでは、大容量のデータを StorSimple Virtual Array 上のボリュームにコピーしている際に iSCSI セッションの接続が解除されるという珍しい問題が発見されました。今回のリリースではこの問題が修正されました。
  • 新しい仮想ディスク イメージ: 新しい VHD、VHDX、VMDK が Azure クラシック ポータルから利用できるようになりました。これらのイメージをダウンロードして、新しい Update 0.3 のデバイスにプロビジョニングすることができます。

この更新プログラムを適用されることを強くお勧めします。また、この更新では Virtual Array の再起動が必要であり、メンテナンス ウィンドウで適用できます。何か問題がございましたら、マイクロソフト サポートまでお問い合わせください。