Azure Premium Storage の Virtual Machines 上のクラウド アセット バックアップ機能の一般提供開始を発表

執筆者: Giridhar Mosay (Program Manager, Cloud + Enterprise)

このポストは、6 月 16 日に投稿された Backup cloud assets on Azure Premium Storage virtual machines の翻訳です。

 

Premium Storage Virtual Machines (VM) のバックアップ機能の一般提供が開始されました。この機能は、Azure Backup を利用して、Azure IaaS 上で実行されている Oracle DB、Cassandra、SAP といったエンタープライズ向けアプリケーションを保護するもので、Premium Storage が提供されているすべてのリージョンでご利用いただけます。

バックアップ機能は、Premium Storage のディスク上の従来の VM と Azure Resource Manager (ARM) VM の両方に対して有効化できます。また、復旧プロセスでは Premium Storage または Standard Storage アカウントへのデータ復旧を柔軟に選択できます。復旧した VM に Premium Storage と同等のパフォーマンス特性が求められる場合は Premium Storage アカウントに復旧し、それ以外の場合は Standard Storage の VM に復旧することでコストを抑えることができます。

VM 用に Premium Storage をデプロイするメリットの 1 つに、ビジネス クリティカルなワークロードの IOPS 要件を満たすことが挙げられます。バックアップ データは、バックアップ コンテナーにコピーされる前に、まずステージング領域としてお客様のストレージ アカウントにコピーされます。これは、運用環境のワークロードの IOPS に対する影響を最小限に抑えると同時に、バックアップ コンテナーに増分を効率的に転送することを目的としています。コンテナーへのバックアップ データのコピーが完了すると、ステージング領域は解放されます。

既に Azure Backup をご利用のお客様は、Azure ポータルでバックアップ機能を構成できますのでぜひお試しください。

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