Azure Data Lake で Java SDK のパブリック プレビューを開始

執筆者: Oliver Chiu (Product Marketing, Hadoop/Big Data and Data Warehousing)

このポストは、5 月 3 日に投稿された Azure Data Lake introduces Java SDKs in public preview の翻訳です。

 

このたび、Azure Data Lake Analytics および Azure Data Lake Store 用の Java SDK のパブリック プレビューが開始されました。Java SDK を使用すると、Java で作成されたアプリケーションにビッグ データの処理および分析機能を統合できます (C# と Node.js では既に統合済み)。

Java SDK の概要

今回発表された Java SDK では、新規または既存の Java アプリケーションを Azure Data Lake と統合してビッグ データの格納や処理を行うことができます。

  • Azure Data Lake Analytics はビッグ データ関連サービスの 1 つで、リソースを需要に応じて動的にプロビジョニングし、分散型のコードやインフラストラクチャを管理する複雑なタスクを簡素化することで、ビッグ データの処理を容易にします。Java SDK を使用すると、Azure ポータルで既に実行可能な操作に加えて、ビッグ データ (U-SQL) のジョブを送信および監視するコードの埋め込み、U-SQL メタデータ カタログの参照、ユーザー アカウントの作成や管理を行うことができます。
  • Azure Data Lake Store は、データが増大してもアプリケーションを変更することなく、あらゆる規模、種類、スループットを持つデータを簡単に取得できる単一のリポジトリです。Java SDK を使用すると、Azure ポータルで既に実行可能な操作に加えて、ファイル システムに格納されているアイテムの読み込み、書き込み、管理、データへのアクセス権限の管理、アカウントの作成や管理を行うことができます。

使用を開始するには

使用を開始する場合は、まず以下の入門ガイドをお読みください。

Java SDK を使用するには、Azure Data Lake Analytics または Azure Data Lake Store のパブリック プレビューにサインアップ済みの Azure サブスクリプションが必要です。サインアップ済みのサブスクリプションを既にお持ちのお客様は、Azure Data Lake Analytics または Azure Data Lake Store 用 Java SDK をすぐにご利用いただけます。

これらの Java SDK は、最初は Azure ADX Snapshots Repository (英語) で公開されますが、近日中に Maven Central Repository でも公開される予定です。公開場所が変更された際には、合わせてドキュメントも更新いたします。

ソース コードの入手方法

Java SDK のソース コードは GitHub (Data Lake Analytics (英語) および Data Lake Store (英語)) で公開されており、どなたでもプロジェクトに貢献することが可能です。詳細については以下のリンクをご覧ください。

Azure Data Lake Analytics の関連情報

Azure Data Lake Store の関連情報